本日発売いたしました、Lensbabyの新レンズ、「レンズベビー サーキュラー フィッシュアイ」。
すでにアメリカ本国の方では発売になっていたため、日本での取扱は一体いつになるのか?と気になっていた方もいらっしゃることでしょう。
もちろん私も今か今かと待ちわびておりましたので、早速使わせていただきました!
なんというか、ずんぐりむっくり…。(これはキヤノンEFマウント用なのですが、ソニーE用やm4/3用ではもうちょっと縦に長くなります。)でもやっぱりLensbabyらしく可愛らしい印象ですね!側面に印字されているフォントなんかもいちいちカワイイ…。
それでは早速取り付けて撮影開始!と行きたいところなのですが、その前に知っておいてほしいことがあります。
レンズベビーはすべて電子接点のないマニュアルレンズ。つまり、、、
1. ピント合わせはマニュアルで行わなければならない
2. 撮影モードは「(M)マニュアル」または「(Av)(A)絞り優先オート」でのみ撮影可能(「(M)マニュアル」でしか撮影できないカメラも有)
全部マニュアルで撮影?!そんなのやったことないよ!絶対に無理!!絞り優先ならわかるけど…、という方は、レンズベビーを買う前に
"私のカメラは電子接点の無いマニュアルレンズを取り付けた場合、「絞り優先オート」で撮影することができるのか、できないのか?"
ということを確認しておいてください。(同じカメラを使っている詳しい人や、カメラメーカー様に質問してくださいね!)
できないカメラの場合は、、、な、なんとかマニュアル撮影方法をマスターしてから買ってくれると、嬉しいです…。
(もちろん、マニュアル撮影の方が得意だよ!っていう人は積極的にマニュアルで!)
絞り優先オートでの撮影もできない!全自動しか経験がない!!という方は…
これから私が撮影するざっくりとしたやり方で良ければ、参考にしてください…
今回はキヤノンのEOS40Dに取り付けて撮影します。このカメラではレンズベビーを取り付けた状態でも絞り優先オートが効きますので、モードダイヤルを「(Av)絞り優先オート」に合わせます。
ISO感度の設定をします。ISOオートが使えるのであればオートにしておくと、考えなくていいので楽です。(考える人向け:感度高めに設定しておくとノイズが増えてしまいますが、撮影時にシャッタースピードが速くなるので撮りやすいです。ノイズが気になる人は感度低めに。)
絞りの設定をします。マニュアルレンズの場合、カメラ側から絞り値変更の操作をしても何も変わりません。レンズ側で操作しなければなりません。
カメラに近い方、手前のリングをカチカチ…と動かして、お好みの絞り値にしましょう。はじめはとりあえず5.6くらいが撮りやすくておすすめです。
(考える人向け:絞り値が小さい(絞りを開く)と、ピントの合う範囲が狭くなり、絞り値が大きい(絞りを絞る)と、ピントの合う範囲は広くなります。)
あれ?絞りを変えたのに変わってないんじゃないか?っていうか「F00」ってどういうこと!?
…と心配されるかもしれませんが大丈夫です。無視してください。
(考える人向け:レンズに電子接点が無いためカメラ側がレンズを認識できず、このような表示になります。)
ピントを設定します。先ほどとは違う方、外側のリングをすーーっと動かします。はじめはとりあえず「∞(無限遠)」にしておきましょう。
さぁ、やっと撮影です。最初は風景など遠くのものを撮りましょう。シャッターを切って画像を確認します。画像を見て少し暗いかな?明るいかな?と思ったら、カメラ側で露出補正をしてください。
そして撮影できた写真がこちら
おお~丸い…。真横にあったはずの街灯もバッチリ写ってます。画角185°ってすごいなぁ~。
今度は近くのものを撮影してみましょう。この自動販売機なんてどうでしょうか。
ピントリングを回して0.05に合わせました。
これは、レンズから0.05m、つまり5cmのところにピントが合いますよ、という意味です。それでは被写体から5cmのところにレンズがくるようにカメラを構えて…
ピントが合ってないな~という時は、ピントリングをほんの少しだけ動かして微調整するか、カメラを少しだけ前後させるかしてピントを合わせます。
四角い自動販売機が丸くなった!かなり自動販売機に近づいているはずなのに、天井と床が写り込んでいます。なかなか面白い写真が撮れました。
最後にこのお花を撮ってみましょう。
かなり近づいて、ピントリングをもっと回して…
こんなん撮れました!
光源を取り込むと、円の外周にカラフルなフレアーの輪ができるのも、普通の魚眼レンズとは異なるレンズベビー版フィッシュアイの特長です。
この時どれくらい近づいていたのかというと、
こんなに近づいていたんですね~。ちなみに、このレンズの最短撮影距離はなんと6mm!近づきすぎてレンズをぶつけないように注意してくださいね!
というわけでレンズベビー サーキュラー フィッシュアイ、いかがでしたでしょうか。興味を持たれた方は是非、レンズベビーで新たな表現を楽しみましょう!
(WEB担当:A)
すっかり寒くなりましたね…。あっという間に12月です。お子様へのクリスマスプレゼントはお決まりでしょうか?
今日は、クリスマスプレゼントにピッタリの商品をご紹介いたします。
それは、先月発売以来大変ご好評をいただいております米国ミード社の入門者向けの天体望遠鏡「AZM-70」「AZM-90」「EQM-70」の3機種です。
(画像は左より「AZM-70」、「AZM-90」、「EQM-70」)
ミード社はアメリカ ロサンゼルス州アーバインに本社を置く、コンピューター制御の天体望遠鏡を得意とする世界最大級の光学製品メーカーで、アメリカをはじめ全世界で高い評価を得ております。研究・開発・製造を自社内で一貫して行い、常に最新鋭の天体望遠鏡を全世界に供給しています。
今回ピックアップした3機種は、入門者向けなのでコンピューター制御などはついていませんが、とても扱いやすく、そしてなんといってもお値段がお手ごろなのです…!(参考売価はそれぞれ18,000円~30,000円程度となっております。)
アメリカの会社の製品ですが、取扱説明書はもちろん日本語!安心です。
月のクレーターも良く見えますし、土星の環だって見ることができます。青いメタリックボディもきっと気に入ってもらえるはず…!是非、ご検討ください。
(WEB担当:A)
本日、機会があって上のTokinaレンズを触らせてもらいました。
何かと申しますと、今年の9月のフォトキナで展示されていた新レンズ、AT-X 11-20mm f/2.8 PRO DX と AT-X 24-70mm f/2.8 PRO FXです。
F2.8通しの大口径ズームレンズ。
製品担当者に聴いたところ、来年のCP+には皆様に触っていただく事ができそうだとの事でした。
実際にお手に撮られた際は、特に、AT-X 24-70mm f/2.8 PRO FXの前玉に注目してみてください。
(Web担当:M)
本日、「Mマウントアダプター」の紹介動画をYouTube上で公開いたしました。
「Mマウントアダプター」は、ライカMマウントのレンズを、各種ミラーレス一眼(EOS M、ソニーE、マイクロフォーサーズ、Nikon1)に取り付けできるようにするアダプターです。
※ただし、いずれもピントリングを∞(無限遠)にしたときに、後玉が付属のチェックゲージに当たる場合は使用できません。
もちろんライカMマウントと同じ仕様の、フォクトレンダーVMマウントのレンズも取り付け可能です。これは以前のブログ記事でも紹介済みでした。フルサイズのα7でもケラレることなく撮影可能です。
動画では、ソニーα7に、ライカ ズミクロンM F2/35mm ASPH.を取り付ける手順を紹介しています。また、カメラによっては「レンズ無しレリーズ」を許可する必要がありますので、そのあたりの説明も簡単にしています。
この動画を作るのに何が大変だったかって、それは社内でライカレンズを持っている人を探すこと…。
(WEB担当:A)
本日ついに発売日が決定しました、ケンコーフィルターの新シリーズ「Zéta Quint(ゼータ クイント)」!CP+2014で発表してから9ヶ月…やっとこさ発売です。
※ちなみに、以前にスタッフブログでほんのちょっと紹介していた(2014年1月30日の記事)この製品です。
この製品の特長ははなんといっても強い!こと。
私WEB担当Aも撮影に(鉄球落とし・水かけ・水滴拭き・ケース蓋開けで)参加したこの動画をご覧ください~
鉄球を落としても割れませんでした!いや~強化ガラスってすごいですね~(危ないので真似しないでください。)
そして水をかけても弾きます!(もちろんコーティングの寿命はあるので、不必要に濡らすことはおやめくださいね。)拭いた時の感触も、従来品と違ってとても滑らかでした。
保護フィルターは、まさか!の衝撃から大切な交換レンズを守ります。つけてて良かった、Zéta Quintプロテクター。2014年11月21日発売です。
(WEB担当:A)