ケンコー・トキナースタッフブログ


カテゴリー「商品情報」

MILTOLレンズでオオタカを撮る

 
Posted:2015.06.28 ブログを購読

ケンコーのカスタム式望遠レンズシステム「MILTOL」レンズは、マニュアルフォーカスのピント合わせという敷居の高さがありますが、軽量コンパクトでお求めになりやすい価格を実現しています。

今回は、市内に出没するというオオタカを撮りにいきました。

 

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4961607419847_lens_300_300x300.jpgMILTOL400mm

 

4961607141052_300_300x300.jpg2倍の専用テレコン。Tマウントを外してねじ込み、テレコンの後ろにTマウントをつけます。
4906752100448_300_300x300.jpgマスターIII
三脚は、定番の「マスターIII」。ビデオ系の雲台を使う方も多いのですが、ビデオ系のフリュードヘッドはグリスで抵抗をかけているので、動き出しが重い、という問題があります。MILTOL400mmなら軽いので、マスターIIIのフリーターン雲台がピッタリです。

高価なレンズがなくても野鳥撮影にチャレンジできる、MILTOL400mm+2倍テレコンの組み合わせ。お勧めです!

<写真・文 広報・宣伝課 田原 栄一>

 

 

PRO1D液晶保護ガラスの交換

 
Posted:2015.06.28 ブログを購読

普段使っている「ニコンD610」をうっかり他のものとぶつけてしまい、液晶保護ガラスが欠けました。

デジタルカメラの液晶モニターを守るには、まだまだ「保護フィルム(ケンコー液晶プロテクター)」が主流ですが、しっかり守る、キレイに見やすく守る、という点からは液晶保護ガラス(強化ガラスを貼って守るもの)がベターという経験をしました。しかしながら、割れたガラスはどうやって外すのでしょうか。その点から確認していきました。

 

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画面左下、割れているのがわかるかとおもいます。

保護ガラスの吸着面に薄いプラスチック製のカード(磁気定期券やテレホンカードのようなもの)を差し入れると吸着面が端から剥がせて、取り外すことができます。

 

 

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剥がせました!

 

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液晶モニターをきれいにします。

 

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新しいPRO1D液晶保護ガラスを用意。

 

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まず、剥離紙を剥がします。

 


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表面フィルムが付いている状態で、ガラス面の位置を見てあてがいます。

 

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表面フィルムを剥がします。

 

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PRO1D液晶保護ガラスはフィルムとは異なり、硬く、たわまないため、貼り付け当初は気泡が目立つ状態です。1日以上、時間を経過させます。

 

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24時間ほど経過。気泡が抜けて完成です。

 

液晶モニターをしっかり守りたいならガラス。お勧めです!
<写真・文 広報・宣伝課 田原 栄一>

 

レンズベビー Velvet 56 のHow To動画を公開しました

 
Posted:2015.06.12 ブログを購読

レンズベビー Velvet 56本日発売です!

レンズベビー社から提供された本製品の使い方解説動画に、日本語字幕を付けて公開いたしました。

動画が見られない方のために、このブログでも内容を抜粋、再構成してご紹介します。

 

 

レンズベビー Velvet 56は、マニュアルフォーカスレンズです。ピント合わせは自分の目だけが頼りです。だから必ずファインダーの視度調整をしっかりと行いましょう!(液晶画面でピント合わせる派の方は読み飛ばしてください。でもおでこにくっつけた方が手ブレしにくいのでオススメ!)

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ちゃんと調整しておかないと、ファインダー上では被写体にピントが合っているように見えたのに、実際撮影してみたらピンボケ写真だった・・・なんていう悲しい結果になるかもしれません。視度調整のやり方は各カメラの取扱説明書をご確認ください。

 

それではカメラに取り付けましょう。撮影モードは「絞り優先」にします。ただし、、、

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※いくつかのニコン製カメラでは、マニュアルモードで撮影する必要があります。

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いくつかのニコン製カメラというのは、具体的に2015年6月現在の現行製品で言うとD5500、D5300、D3300です。これらのカメラでの撮影方法については、おとといのブログ記事「ニコンD5500買った初心者なんですけどレンズベビーでどうやったら撮影できるんですか?という話」をご一読ください。

 

絞りリング(ボディに近い方のリングです)を回転させ、お好きな絞り値にセットします。好きなようにと言われても絞り値はどのように決めれば良いのでしょうか?それは、、、

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絞りを開ければピントの合う範囲が狭くなり、絞りを絞ればピントの合う範囲は広くなる。これはすべてのレンズに共通することですが、Velvet 56ではこれにプラスして、絞りの値によってVelvet 56が持つ独特の効果の出具合が変わってくるのです。その効果とは、、、

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絞りを開くとハイライト部にビロードのような光の広がりが増えます。つまりソフト効果が大きくなる、ということですね。

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絞ればその効果は減少します。

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絞り値が決まったらピントを合わせていきましょう。ピントはフォーカスリング(レンズ中央部のリング)を回して合わせます。

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最短撮影距離はレンズ先端から13cm。かなり近づけます。

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被写体に近づいて撮影を行う場合は、ピント合わせはよりシビアになってきます。レンズの距離目盛と実際の被写体との距離を確認しながら行うと良いでしょう。

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以上、レンズベビー Velvet56 How To 日本語版解説でした!

(WEB担当:A)

 

AT-X 24-70 F2.8 PRO FX ニコンマウント明日発売です!

 
Posted:2015.06.11 ブログを購読

皆様!明日ついにトキナーのフルサイズ一眼レフ用交換レンズ「AT-X 24-70 F2.8 PRO FX」のニコンマウントが発売になります!ケンコー・トキナーサービスショップでは一足早くデモ機が試用できるということで、事務所にあったD300(フルサイズが手元に無い…)を持って行き、さっそく使わせてもらいました。

 

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製品発表以来、やれ大きいだの重いだの言われておりますが…。実際にこうやって構えて撮ってみると、意外とそこまで重さを感じません。手が人より小さめの私 WEB担当Aですが、安定してカメラとレンズを構えることができたので、手ブレの心配も少なさそうです。オートフォーカスの駆動音も「えっ?本当に動いてる?」っていうくらい静かで、とても軽快に撮影を続けることができました。

 

そしてやっぱり注目していただきたいのはその画質!現在、高橋良輔カメラマンと小河俊哉カメラマンによる作例集を公開中です。じっくりご覧くださいませ。

 

» 高橋良輔カメラマンによる作例集

» 小河俊哉カメラマンによる作例集

 

是非、店頭でお試しの上お買い求めください!サービスショップでお試しだけでもOKですよ!

(WEB担当:A)

 

ニコンD5500買った初心者なんですけどレンズベビーでどうやったら撮影できるんですか?という話

 
Posted:2015.06.10 ブログを購読

キットレンズ付きの一眼レフカメラを買って、なんだかよくわからないけど「AUTO(オート)」とか「P(プログラムオート)」っていう設定にしておけば、初心者の私でもシャッターボタンを押せばキレイに撮れるし、一眼レフカメラなんて楽勝じゃん?

 

…という方が2本目の交換レンズとしていきなりレンズベビーを選択すると、はじめはちょっと大変かもしれません。 しかもカメラがニコンのD5000番代やD3000番代のいわゆるエントリー機だったりすると、さらに大変なことに…!?

 

今回は、一番混乱するであろうニコンD5000番代・D3000番代ユーザーのためのレンズベビー撮影講座です。(D5500は手元に無いのでD5000で説明します)

 

D5000にレンズベビー スパークを取り付けた状態

 

 

レンズベビーは全て、電子接点のないマニュアルフォーカスレンズ。多くのデジタル一眼レフカメラは、こういうレンズを取り付けていると「AUTO」や「P」ではシャッターが切れなかったり、適正な明るさの写真にならなかったりします。

なので基本的には「A(絞り優先オート)」で撮影するのですが…、ニコンのD5000番代やD3000番代だとそれすらもできず、「M(マニュアル)」でしか撮影することができません。

 

レンズを認識できないため、「未装着」表示となる CPUレンズ以外はカメラ側でレンズを認識できない。

「AUTO」や「P」モードだと「レンズ未装着」と表示され、シャッターを切ることすらできません。CPUレンズというのはニコンで言うところの電子接点があるレンズのことです。

 

それではしかたがないので「M」にしてみます。

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「レンズ未装着」の文字が消えて、撮影できるようになったみたいです。早速ピントを合わせてシャッターを切ってみましょう。

 

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…なんだこれ!明るすぎなんですけど!!一体なぜ??

 

マニュアルモードというのは、シャッタースピードと絞りの両方を自分で設定するモードのことです。今までの「AUTO」や「P」では、最適なシャッタースピードと絞りを、カメラが被写体に合わせて自動で設定してくれていたのです。

 

今まで私の代わりにそんな面倒なことをしてくれていたのね…。とカメラに感謝しつつ、明るすぎ写真になってしまった原因について考えましょう。

 

明るすぎる、というのは、レンズを通って入ってくる光の量が多すぎるのが原因です。

光の量を少なくするには

・シャッタースピードを速くする

・絞りを小さくする

これらのうちのどれか、もしくは両方を行い、光の量を減らす必要がありますが、今回は「シャッタースピードを速くする」ことで光量を減らしていきましょう。(スパークはF5.6固定なので…)

 

カメラの設定をちょっと見てみましょう。現在、このような設定になっています。

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左側の「1/15」というのが現在設定されているシャッタースピードを示しています。(右側の「F--」というのは絞りを示しており、本来は「F5.6」のように数字が表示されるのですが、レンズベビーは電子接点を持たない、つまりカメラと通信できないため、表示させることができません。)

 

ではシャッタースピードを速くするにはどうしたらいいのか?

それは、カメラのココ↓!コマンドダイヤルを右方向へカチカチ…と回していくのです。

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どのくらい回せばいいのか?は残念ながらD5000番代およびD3000番代ではその目安を知ることはできません。勘でやるしかありません。

 

とりあえず1/125秒に速めてみました。

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では撮影してみましょう

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う~ん、、、だいぶ見られるようになったけどちょっと暗いかな…?

 

暗いということは、光の量が少ない、ということです。シャッタースピードを速くし過ぎたようなので、少し遅くしてみましょう。

今度はコマンドダイヤルを左方向へカチカチ…と回してみます。

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今度はシャッタースピード1/60秒にしてみました。

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撮影してみましょう。

撮影してみましょう。

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ふぅ・・・やっと適正な明るさの写真になったようです。

 

このように、ニコンD5000番代・D3000番代でのレンズベビー撮影は、とりあえず1枚撮って結果を確認し、明る過ぎならシャッタースピードを速くし、暗過ぎならシャッタースピードを遅くする、というのが正しい方法です。

これだけまわりくどく説明しておいてこんなに手間のかかる方法しかないの!?一発でキレイに撮影できないの?とお思いになるのはもちろんのこととは思いますが、非CPUレンズ装着時にカメラの内蔵露出計が使えないこれらの機種ではこの方法しかありません…。

 

 

―― カメラ内蔵露出計が使えないのなら、新しい露出計を用意すればいいじゃない!

 

フラッシュメーター KFM-2200

もちろんこれを使えばばっちり適正なシャッタースピードを求めることができますよ!これはスゴイ!!お値段も…。

 

う~ん…そこまで厳密にしなくても…という方は、スマートフォン向けのいわゆる「露出計アプリ」を使用してみてはいかがでしょうか?露出計アプリはいろいろあるのですがその中の1つ「Pocket Light Meter」というアプリをご紹介します。(iOS版は無料なのでiPhoneユーザーの方は是非お試しを。)

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ISOとAperture(絞り)を設定してから、iPhoneのカメラを被写体に向けると、適切なシャッタースピードを教えてくれるのです。さすがにスマホなのでピッタリの値は出してくれません(上の画像でもちょっとズレている)が、大きく外すことは少ないようです。

最初の1枚をアプリの示すとおりのシャッタースピードにしてから撮影すれば、後の調整もほんの少しで済みます。

 

 

(おまけ)なお、「レンズベビー スパーク」にはおおよそのマニュアル露出ガイドが用意されています。

spark_manual_exposure_guide.gif

この表は、晴れた日ならISO200にしてシャッタースピードは1/500、曇りの日ならISO400にしてシャッタースピードは1/250、室内ならISO1600にしてシャッタースピード1/60に設定して撮影すると、だいたい適正な明るさで撮れますよ~ということを教えてくれています。

この表を持ち歩くか覚えるかして、最初の1枚をこの表の示すとおりに設定してから撮影すれば、シャッタースピードの調整も少しで済みますね!

 

 

というわけで今回はかなり長文になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

ニコンD5000番代およびD3000番代ユーザーの方々にとっては、レンズベビーだけでなく、ケンコーのミラーレンズやMILTOLレンズ、ニコンのオールドレンズを使う時にも役立つかと思います。

電子接点のないレンズは操作が面倒ですが、比較的安価なのも魅力です。使い方をマスターしてお得に楽しいフォトライフを!

(WEB担当:A)