桜の写真をフィルターで演出しよう! | 2011年

季節の小冊子


桜の写真をフィルターで演出しよう!

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茨城県雨引観音 EOS7D トキナー AT-X 165 PRO DX プロソフトンB使用

撮影・解説/写真家 田原栄一

春の訪れと共に咲く「桜」。日本を代表する花だけに、多くの人々が写真に収めます。
桜の撮影スポットでそのまま撮影しても、見栄えのする桜を撮ることができますが、ひと味違った表現を追求したい時にオススメしたいのがフィルターの活用。
色彩やソフト表現など、カメラとレンズの組み合わせだけでは表現できない、写真への効果を撮影するその場で楽しむ事ができます。

ピンクの色調を強調する!

効果フィルター未使用

1Bスカイライトスーパープロ(W)2枚重ねで使用

レンズ保護フィルターとして使用される「1Bスカイライトフィルター」。ごくわずかな「マゼンタ」の色味があるため、2枚重ねとすることで色を濃くしてピンク色を引き出す、という、裏技を実践してみました。デジタルカメラの場合、オートホワイトバランスでなく、「晴天」や「曇天」などを手動で合わせましょう。

49mm~82mm

希望小売価格(税別)¥4,100~¥12,500

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青空を色鮮やかに水面の反射を抑えて桜を強調!風景撮影の必需品「サーキュラーPLフィルター」

効果フィルター未使用

PRO1DワイドバンドサーキュラーPL使用

効果フィルター未使用

PRO1DワイドバンドサーキュラーPL使用

反射を除去し、被写体本来の色を引き出すことで、風景撮影に多用されるPLフィルター。青空に対する効果は、太陽と撮影する人を結んだ線から90°方向の「青空」をより青くする効果で、逆光方向や曇り空を青くすることはできません。青空の下の桜を撮る時は、青空と桜色のコントラストを強調することができます。

水面に対しては、水面とレンズの光軸の位置関係が30°から40°程度が最も効果的です。上の作例では、水面の反射を抑えることで、桜の背景を暗くし、桜の印象を強くしています。いずれの場合も、PLフィルターを回転させて、効果のある位置をファインダーを見ながら調整します。

デジタルマルチコートのベーシックなサーキュラーPLフィルター

37mm~82mm

希望小売価格(税別)¥7,600~¥19,000

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従来よりも約1EV明るい、超薄枠の画期的なサーキュラーPLフィルター

49mm~82mm

希望小売価格(税別)¥13,500~¥31,500

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注意したいPLの「片効き」

片効き状態

撮影位置を調整し再撮影

PLフィルターは順光側の空を青くし、逆光側は青くすることができません。 超広角レンズでは、PLが効かない空が背景に入り込むと「片効き」となり、 青空がムラになります。撮影位置や撮影時間を工夫することで回避できます。

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