2014年1月に見ごろとなる天文現象:しぶんぎ座流星群極大、木星が衝

2014年1月4日(土)午前4時ごろ: しぶんぎ座流星群が極大

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2014年1月4日の午前4時ごろ、しぶんぎ座流星群が極大(流星群の活動が最も活発になること)となります。しぶんぎ座は、うしかい座とりゅう座の境界付近の星を結んで作られた星座ですが、現在の88星座からは除外されているため星座早見盤などには載っていません。

流星はうしかい座とりゅう座の境界付近の放射点を中心にして四方八方に出現します。さらにこの日の月齢は2なので、月明かりに邪魔されずに見ることができるでしょう。

2014年1月6日(月)一晩中: 木星が衝(しょう)

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木星が衝(地球をはさんで太陽と正反対の方向にある状態)となる2014年1月6日は、木星の観測に最適な日です。

地球との距離が最も近くなるため、とても明るく、大きく見えます。またこの日、木星は日没近くに東から昇り、深夜ごろに南中して日の出近くに西に沈むため、一晩中観測することができます。

木星の位置は、ふたご座の中央部。木星はひときわ明るく輝いているので、すぐに見つけることができるでしょう。