天体観測のポイントと注意事項 -保護者の方へ 必ずお読みください-

天体観測をする際は、下記の注意事項と天体観測のポイントをよく読み、安全に観測を楽しんでください。

天体観測する時の注意

  • 天体望遠鏡や双眼鏡で太陽を見ないでください。失明する恐れがあります。
  • 必ず大人と一緒に行き、危険な場所(川や池、崖のそばなど)に近づかないようにしてください。
  • 車に気をつけるなど安全面に十分に配慮して観測してください。
  • 山中などで観測する場合は、熊などの野生動物に十分ご注意下さい。
  • 暗闇では、懐中電灯で足下を照らしながら安全を確認しながら移動してください。観測場所に着いたら、安全面に支障のない範囲で懐中電灯を消してください。天体観測するには、暗闇に目を慣らす必要があります。
  • まわりの迷惑にならないところで観測してください。

天体観測のポイント

  • 観測場所
    天体観測には、家の明かりや街灯が少なく周囲が開けているところが良いのですが、町明かりのある市街地で観測する場合は、直接明るい光が目に入らない場所で周囲が開けているところを探すと良いでしょう。(天体観測する時の注意をよく読んで観測場所を選んでください)また月の観測が目的でない場合は、月明かりでも星は見えにくくなってしまいますので、月明かりの少ない晴れた日を選ぶと良いでしょう。
  • 観測準備
    事前に、日の入や日の出の時間、どんな天体が見られるのかをチェックし、観測目的に合わせ機材を準備しましょう!(持ち物チェックをご参照ください。)天体望遠鏡は、明るいうちに準備が必要な場合があります。詳しくは、天体望遠鏡の取扱説明書をご覧ください。
    夜間は思った以上に冷え込みますので、必ず防寒着をお持ちください。夏は、防虫対策も忘れずに行ってください。
  • 目を慣らす
    明るい室内から屋外に出ると、目が暗さに慣れないので星も良く見えません。10分くらいは、明るいものを見ないで目を暗闇に慣らしてください。
    長時間観察の時は、イスやレジャーシートなどがあると便利です。

持ち物チェック!

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天体望遠鏡

肉眼では見ることのできない天体の姿を見ることができます。

・SE-AT100N ・SE-GT70A ・SE-GT100N ・SE-GT102M ・ミード AZM-70 ・AZM90 ・EQM-70 など

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双眼鏡

望遠鏡に比べ視界が広いので、大きな星雲や星団を観測するのに最適です。

・プロフィールド7×32 ・7×32SG SWA WOP ・アートス7×50 など

星座早見盤

何時ごろにどの星がどの位置に見えるかが分かります。

・星座早見盤 Planisphere

シミュレーションソフト

指定した日時の星空をPC上で再現できるので、予めどの星がどの方向に見えるかを調べられます。惑星の位置も確認できるので大変便利。

・星空散歩ライト

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コンパス

方角が分かり、星が見つけやすくなります。

・ポケットコンパスKC-01 ・蓄光コンパスKC-03 ・蓄光コンパスKC-03N ・オイル式コンパスKC-04 ・SPYパワーコンパス

時計:天体の位置の確認や、天体の記録をするときに使用します。

4961607604830s.jpg懐中電灯:電球前に赤いセロファンなどを巻いて光を弱めると、暗闇でも目が疲れないでしょう。

三脚:双眼鏡を固定して見たいときや、カメラで撮影したいときに使用します。

カメラ:撮影したい場合に使用します。

筆記用具:スケッチしたりするときに使用します。

虫よけスプレー:屋外で観測する時にあると便利です。

イスやレジャーシート:長時間観察する時に便利です。

スマートフォン:アプリで、星座の位置がわかるものがありますので便利です。

防寒着:屋外で観測していると夏でも寒い場合がありますので、用意しておくと良いでしょう。