Optics_2013_A

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Optics_2013_A

双眼鏡・単眼鏡・フィールドスコープ 用語集双眼鏡・単眼鏡を明るい方へかざして接眼部から目を離して見ると、レンズの中心部に明るく小さい円が見えます。この明るい円の直径を射出瞳径といいます。この径が大きくなるほど双眼鏡・単眼鏡の視界は明るくなります。射出瞳径は人間の眼の瞳孔径と関係があり、双眼鏡・単眼鏡を使用する際は、情景の明るさによって異なる射出瞳径の双眼鏡・単眼鏡を使い分けることが、理想的な使い方になります。? 射出瞳径(ひとみ径)双眼鏡・単眼鏡をのぞいた時の明るさを数値で表したものを光明度(明るさ)と呼びます。光明度が大きくなるほど視野は明るくなり、朝方や夕暮れ時などにも使いやすくなります。? 光明度(明るさ)双眼鏡・単眼鏡をのぞいた時に視野全体を見ることができる眼の位置から、接眼レンズ表面までの距離。アイレリーフが長いほど覗きやすく、また眼鏡をかけた方でも視野全体を見ることができます。? アイレリーフ双眼鏡・単眼鏡をのぞいたときにどの程度近くの目標物までピントが合って見られるかを表しています。この距離が短いと、博物館や美術館など屋内でも使えて便利です。? 最短合焦距離? プリズム双眼鏡の種類双眼鏡・単眼鏡を動かさずに見ることができる範囲を対物レンズの中心を基準点に角度で表わしたものです。実視界が広いほど目標物が探しやすくなりますが、一般的に倍率が高くなるにしたがい実視界は狭くなります。※ISO14132-1:2002に基づいた計算式を採用。? 実視界? 1,000m先の視野1km先を双眼鏡・単眼鏡で見たときに、見ることができる視野の範囲をm単位で表したものです。? 見掛視界接眼レンズをのぞいた時に視野がどれだけ開けて見えるかを角度で表したものです。ケンコーでは2011年の新商品より、ISO14132-1: 2002に基づいた基づいた計算式を採用いたします。新しい計算式に基づく見掛視界の表記には、数値の後ろに「※」をつけています。● 従来の見掛視界・・・実視界×倍率  ● ISO14132-1: 2002に基づいた見掛視界・・・ tan ω'=τ×tan ω                               見掛視界 : 2ω' 実視界 : 2ω 倍率 : τポロプリズム式双眼鏡。2~3個の直角プリズムを組み合わせて像を正立させる双眼鏡。光学系には優れているが、ボディがやや大きめ。ダハプリズム式双眼鏡。光が反射する面に屋根形のダハプリズムを使用して、像を正立させる双眼鏡。対物レンズから接眼レンズまで光軸を一直線上に設計されているため、小型でスマート。アイコン表記について131m 実視界7.5°見掛視界55.3° ※双眼鏡水平線1,000m125m (1,000m/8倍)■ 8×42 7.5°の双眼鏡で見た場合通常の光学ガラスに比べ、青から赤に至る波長域で、屈折率の変化が少ない素材(特殊低分散ガラス)を使用したレンズ。色収差を抑えてクリアでシャープな像を得ることが可能。07センター視度調整方式。視度調整リングをピントリング前に配置したタイプ。操作性に優れる。センター視度調整クリック付視度調整リング。クリックがついているため確実に視度調整ができ、一度調整するとずれにくい。クリック視度調整ポロプリズム見掛視界が65° ※ 以上のもの。※ 新計算式では60°以上となります。Wワイドアイレリーフが15mm以上のもの。長時間観察でも目が疲れにくく、眼鏡をかけた方でも広い視界が得られる。まつ毛などがつかず汚れにくく、寒い時にも曇りにくいといったメリットがある。ハイアイポイント従来品に比べて大幅に見やす大口径さがアップした、大口径アイピースを採用。アイピース視度調整リングまたはピントリングを引き出し、視度調整をするタイプ。引き出し式ロック機構により、双眼鏡操作中に視度調整リングがずれるのを防ぐ。引出式視度調整防水設計。雨や雪などで濡れても、鏡筒内に水が入りにくい構造。水中での使用不可。防 水タイプ防 滴雨や水しぶきを防ぐ生活防水構造。水中での使用不可。構 造ズーム見る対象によって倍率を変更できるタイプ。タイプECO 環境にやさしいエコガラス採用。GLASSダハプリズムダハプリズムにおこる位相差を補正するコート。解像力やコントラストを向上させる。フェイズコート空気に接する面の少なくとも1面以上に多層膜コートを施し、光の透過損失を少なくするためのコート。マルチコートマゼンタレンズ面に単層コートを施し、光の透過損失を少なくするためのコート。コート全てのレンズ面、プリズム面にマルチコート(多層膜コート)を施し、光の透過損失を極めて少なくするためのコート。フルマルチコートセンターフォーカス。左右の接眼部の中央にあるピントリングを回し、両目CF のピントを同時に合わせるタイプ。FF フリーフォーカス機構。ピント合わせ不要のタイプ。インディビジュアルフォーカス式合焦機構。左右の接眼部にピントリングがIF 付いていて、左右個別にピントを合わせるタイプ。気密性に優れる。見口部にクリック付ツイストアップ見口を採用。眼鏡をかけた方でも使いやすい。ツイストアップ見 口ボディをラバーで覆ったタイプ。グリップ性が高く、耐衝撃性に優れる。ラバー外 装接眼レンズポロプリズムダハプリズム対物レンズプリズム双眼鏡には、対物レンズ・接眼レンズともに凸レンズが使われています。両方とも凸レンズを使用すると、像が倒立し左右が反転して見えてしまうため、それを正立させるためにプリズムを使用します。ポロプリズム双眼鏡ダハプリズム双眼鏡高い屈折力のBaK4硝材を使用。明るくクリアな視界を実現。BaK4プリズム