ブックタイトルTokina 業務用セキュリティ製品カタログ 2014

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概要

Tokina 業務用セキュリティ製品カタログ 2014

35  W.D.=O/I-(d+f・m) …… ①① 式で不明な値となっているm(光学倍率)とO/(I 物像間距離)は以下の式で求めることができます。光学倍率を求める m=y/ Y'=(イメージセンササイズ※1)/(物体の大きさ) …… ② ※1:イメージセンサいっぱいに物体を映す場合イメージセンサの大きさを代入物像間距離(物体から像面(イメージセンサ)までの距離)を求める② から求まる倍率と、使用するレンズの光学データを ③ 式に代入して  計算します。  O/I=f/m+f+f+⊿H+f・m …… ③②、③ で求めた値を ① 式に代入してW.D. が求まります。近接撮影時のW.D.(ワーキングディスタンス)の計算方法W.D.を求めるにはf:⊿H:m:実焦点距離主点間隔光学倍率繰出し量=f・m※符号については物体→像面の向きを正(+)としています。[mm]1/4 型1/3 型1/2 型2/3 型1 型対角:D垂直:V水平:H1/1.8 型TC1214-3MPTC1614-3MPTC2514-3MPTC3516-3MPTC5028-3MP型名12.416.025.034.050.05.361.96-10.57-23.15-2.66-17.7-17.9-14.5-10.9-47.4-12.4-16.0-25.0-34.0-50.046.150.749.553.051.511.4614.5911.5211.8821.061.51.53.53.53.5f(実焦点距離)⊿H(主点間隔)H1(第一主点)H2(第二主点)d(全長)fb(バックフォーカス) 最大繰出し量ワーキングディスタンスは右図の物体、レンズ、イメージセンサの関係から以下の式で求めることができます。■ W.D.(ワークディスタンス)の計算式■ レンズ繰出しの仕組みと接写リングについて■ エリアセンサのサイズ光学データY'yf/m f H f f・mO/IW.D. dH1 H2フォーカス∞の時の像面(∞時のイメージセンサの位置)物体が有限の時の像面この分繰出す近接撮影を行う場合の物体と像のレンズに対する位置関係は、物体:Y' がレンズに近づき接写状態になっていくとともに、像:yは光学倍率に比例してレンズから離れたところに結像されるようになります。レンズとイメージセンサの位置関係がそのままでは像:yがイメージセンサより奥に結像してしまうため、フォーカスの合わないぼやけた像をとらえることになります。そこでレンズ本体の繰出し機構によりレンズとイメージセンサの間隔を延ばしyがイメージセンサ上に結像するように調整しています。レンズ本体の繰出し機構はわずかですので、最大繰出し量で補えない分は接写リングを組み合わせて利用することでイメージセンサ上に結像面が来るように調整します。1 型2/3 型1/1.8 型1/2 型1/3 型画面サイズ垂直:V 水平:H 対角:D9.66.65.44.83.612.88.87.26.44.81611986