ブックタイトルTokina 業務用セキュリティ製品カタログ 2014

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概要

Tokina 業務用セキュリティ製品カタログ 2014

38近赤外対応(IR)レンズとは。焦点位置は昼間のままシャープな画像で監視撮影ボケた画像で監視撮影近赤外対応IRレンズを使用したカメラシステム従来のCCTVレンズでのカメラシステム赤外照明使用一般のズームレンズは可視光内で使用する場合は焦点位置は一定ですが、近赤外での使用では焦点面が大幅にズレるため、再調整が必要となります。しかし、焦点を合わせても分解能が非常に悪いため、鮮明な画像が得られません。「近赤外対応IRレンズ」は、可視光から近赤外まで焦点位置のズレがないうえ、近赤外での分解能が非常によく、認識力が低下しないため鮮明な画像が得られるのです。近赤外光焦点面焦点位置の再調整が必要可視光焦点面特殊ガラス430~660nm 950nm可視光~近赤外光焦点面430~950nm焦点位置の調整なし一般のCCTVレンズ近赤外対応 IRレンズ近赤外対応 IRレンズ表面の透過率近年CCTVカメラの技術進歩により、昼間はカラー監視、夜間は白黒監視、さらに真っ暗な闇夜でも赤外照明による赤外監視が可能となり、24 時間の監視撮影が出来るようになりました。しかし従来のCCTVレンズは赤外領域で完全な焦点を得ることができず、カメラの技術進歩に一歩遅れをとっているのが現状でした。これを一新すべくトキナーでは「近赤外対応IRレンズ」を開発し、この「Day/Night カメラ」に完全に対応したCCTVレンズを完成させたのです。これにより、どのような光の条件下でも「近赤外対応IRレンズ」と「Day/Nightカメラ」を組み合わせたシステムにすれば焦点位置の再調整の必要がまったくなくなり、昼間の可視光で焦点位置を合わせるだけで24 時間鮮明な画像での監視撮影が可能となりました。レンズの明るさはF.Noで表されますが、F.No の他に明るさに影響するものに透過率があります。ズームレンズはレンズ枚数が多いため透過率が重要な要素となります。特に可視光から近赤外までの広範囲で透過率を上げるためには特殊なコーティング技術が必要となります。数多くの最新設計技術と生産技術を駆使して誕生した高性能赤外対応CCTVズームレンズ「近赤外対応IRレンズ」は、セキュリティの分野において一歩先を行く、トキナーを代表する自信作です。赤外照明使用昼間の可視光でカラー監視撮影昼間の可視光でカラー監視撮影夜間の暗闇で白黒監視撮影焦点位置は昼間のまま夜間の暗闇で白黒監視撮影DAY NIGHT可視光域( 400~700nm) 近赤外光域( 700~2500nm)(%)波長(nm)1009080706050403020100350 400 450 500 550 600 650 700 750 800 850 900通常のマルチコートマルチコート近赤外対応IR反射率テクニカルインフォメーション24時間鮮明な画像で監視撮影近赤外でのレンズの分解能力透過率を大きく左右する特殊コーティング技術