aosta SanActuary IV RK614AP BIRDCALL EDITION

野鳥撮影専用リュック開発秘話

野鳥写真家・中村利和氏監修
aosta Sanctuary IV BIRDCALL EDITION

機内持ち込み可能な600mmF4対応カメラバッグ。
縦位置グリップ付カメラ2台、望遠レンズ2本、双眼鏡、パソコンが収納可能。

製品情報

中村 利和Toshikazu Nakamura

フリーランスのフォトグラファーとして活動。
高校生の頃、野鳥の観察、撮影を始めて以来、身近な野鳥を中心にその自然な表情、仕草を記録。
「光」にこだわり、鳥たちの暮らす環境、その空気感を大切に撮影を続けている。
著書に写真集「BIRD CALL」青菁社、「鳥の骨格標本図鑑」文一総合出版(共著)、写真集「鳥の肖像」がある。

日本野鳥の会 日本自然科学写真協会(SSP)会員
HP https://www.birdcall.info/

この野鳥撮影専用リュックができたのは、
野鳥撮影に熱い思いを抱く2人の出会いが始まりだった....

秋の深まる季節、野鳥撮影が好きなケンコー・トキナーバッグ開発担当 柄澤(からさわ)はとある光学メーカーが開催するイベントの席に座っていた。イベントも終わり、 柄澤は野鳥撮影界で活躍されている、野鳥写真家 中村利和先生の存在に気付く。
話しかけると、気さくな中村先生は 柄澤と撮影や機材などの話をしてくださった。話していくうちに、こんなバッグがあったらとても便利ですね、という「野鳥撮影の理想のバッグ」の話題になった。
BIRDCALL EDITIONの元となるイメージが生まれた瞬間である。

国内線機内持ち込みサイズ可能な
600mmF4 + α の機材が収納出来るリュック

2人がそのイメージを共有することで、理想の野鳥撮影専用バッグ実現への道が開かれることとなった。

中村先生と出会ってから4か月。
中野にあるケンコー・トキナー本社にてカメラリュック開発におけるキックオフミーティングを開催することとなった。その際、中村先生の普段から使用されている遠征用機材を持ってきていただくことができた。
写真家のバッグの中身は気になるもの。とくとご覧いただきたい。

各機材のサイズを測り、600mm F4をメインにバッグのコンテナ内での配置をシミュレーションしていく。
強度や機材の安定性など専門的な要素を考慮してのミーティングは熱を帯びていた。中村先生の野鳥写真家としての経験と知見が惜しみなく注がれていく。
このミーティングを通して、野鳥写真家 中村利和先生の理想とするカメラリュックの原型のピントを合わせることができた。

このミーティングを通して、中村先生からのオーダーが出揃った。それは野鳥写真を撮る者なら誰もが望むであろう、以下7つの項目であった。

  1. ① 600mm F4 + 100-400mm + ボディー2台・LAPTOP・タブレットを格納できるスペース
  2. ② 遠征用途の為、リュックタイプでかつ強固な作り
  3. ③ 重量があるため、体への負担を減らす構造
  4. ④ 超望遠レンズ専用リュックの為、三脚はリュックには装着しない
  5. ⑤ 外ポケットに水筒やおにぎり等が入る利便性
  6. ⑥ 100席以上の飛行機国内線の客室に持ち込めるようにする
  7. ⑦ 突然の雨にも対応できるよう、レインカバー付きにする

この日、鳥を撮る者としての2人は明確なビジョンを持つに至った。

中村利和先生の写真集もチェック! 1st写真集「BIRD CALL」 BIRDCALL EDITIONの由来となった1st写真集 詳しくはこちら
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夏も真っ盛りの8月、1stサンプルが出来上がった。額にも汗が流れる暑さの中、今回も中村先生に機材をお持ちいただいた。そして、1stサンプル実際に機材をひとつづつ収納していただいた。機材を圧迫せず、かつしっかりホールドするバランスがとれていた。そこからディティールへと検証を進めていく。

妥協を知らない2人は、余すところなく気になるところを探っていく。
2ndサンプルへ向けて様々な角度から案を出して、よりよい形を目指すミーティングは続いた。

そして、日を改めて中村先生にフィールドでの実地使用もしていただく。もちろん 柄澤も同行。より細かな、かつ実用の観点からの調整を行い、改善点を洗い出していただいた。リアルタイムでの検証と意見交換を行い、徹底的なブラッシュアップを実施した。

さらなる検証のため、中村先生と都外の野鳥フィールドに向かった。異なるフィールドでの使用テストによって多角的なインプレッションを実施した。2ndサンプルへの調整点を抽出。その結果を以て2ndサンプルに取り掛かった。

中村利和先生の写真集もチェック! 写真集「鳥の肖像」 鳥の佇まい、構図、背景。
そのすべてに中村先生の感性が宿る一冊。
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年が明けた1月の初旬。2ndサンプルが出来てすぐに野鳥フィールドにて中村先生とインプレッションを実施。
1stサンプルからの調整も完璧に仕上がった。このインプレッションで仕様がフィックスとなった。

2月、中村先生は2ndサンプルと共に北海道に降り立った。より過酷な条件での使用検証。2ndインプレッション雪上検証である。SONY 600mm F4 + α1 と OM SYSTEMS OM-1 + 150-400mmF4.5 と2種類のマウントで運用。
雪の北海道より中村先生から「使い勝手良好」との連絡が 柄澤に入った。

いよいよ製品化。
中村先生の有名なミソサザイの写真がある。その写真を線画にしたものが中村先生の名刺に入っている。その線画を刺繍でデザインし、ワンポイントのワッペンとしてあしらうことになった。

また、インナーの色をEARTHYなミソサザイのブラウンでシックに仕上げ、フィールドでナチュラルな感性を維持できるようなこだわりも盛り込んだ。
ただ撮るためだけではない、撮り手の心身まで整う撮影体験を手に入れることができる逸品の誕生。 中村先生と 柄澤の惜しみない尽力と情熱が注がれた、野鳥撮影専用リュックで次世代の撮影ライフをお楽しみください!

野鳥写真家 中村利和氏監修。
野鳥撮影遠征時の機材がまとめて収納出来るプロ仕様の大型リュック。
サンクチュアリⅣ RK-614AP BIRDCALL EDITION

野鳥写真で必須の超望遠レンズ600mmF4と望遠ズームレンズ100-400mm。
縦位置グリップを装着したミラーレスボディー2台ほかを収納することができます。

強固な作りとTPOに合わせた着脱式PCサブバッグシステムを採用

全面ショルダーベルト付きPCサブバッグは着脱可能。本体に収納する機材の合計重量はかなり重くなるため、その機材を安全かつバランスよく収納出来るように設計。

※超望遠レンズに使用する大型三脚はかなり重くなる為、あえて三脚非装着仕様としました。
中村利和氏の代表的な作品の一つ「ミソサザイ」をイメージしたワッペン。SanctuaryⅣのロゴ刺繍もミソサザイのブラウンカラーで仕上げました。
中村利和氏 遠征ロケ用撮影機材収納例
チェストベルトはマグネット装着式の為、簡単に装着することが出来ます。
キャリーケースのハンドルに差込むことが出来るキャリーベルトを装備。
ロードリフターストラップの長さを調節することでリュックの重心を上半身へ移し、バランスよく荷重を分散して背負うことが出来ます。
機材を入れたリュックをウェストベルトでしっかりとホールドし、肩にかかる加重を軽減します。

レインカバー装備

簡易レインカバーも装備しておりますのでいざという時にも安心です。

外寸(mm) 内寸(mm) 重さ 主素材 副素材
W H D W H D グラム
本体 350 550 150-230 330 500 120-180 3,180 ポリエステル
ナイロン
TPU
PCサブバッグ 300 370 60 290 360 30 640 ポリエステル
ナイロン
TPU
\ サブバッグの取り外し可能 /

飛行機内の持ち込みもOK!

※サブバッグをを取り外すと機内持ち込みサイズになります

ゆ~とび氏も注目! @CP+2024

なんと北海道の撮影スポットでたまたま居合わせたことがある中村氏とゆ~とび氏。
「そんなことある!?」とケンコー・トキナー バッグ開発担当 柄澤もびっくり!
横浜で開催された写真映像用品の祭典「CP+2024」で改めてお2人が正式にお顔合わせ。
「aosta Sanctuary IV BIRDCALL EDITION」含め、ゆ~とび氏にご覧いただきました!

ゆ~とび @Yu_tobi‧チャンネル登録者数 14.8万人‧554 本の動画
ゆ〜とびです。写真を撮るのが好きです。
チャンネル登録
中村利和先生の写真集もチェック! 1st写真集「BIRD CALL」 BIRDCALL EDITIONの由来となった1st写真集 詳しくはこちら
最後にCMです
中村利和先生の写真集もチェック! 写真集「鳥の肖像」 鳥の佇まい、構図、背景。
そのすべてに中村先生の感性が宿る一冊。
詳しくはこちら