PRO1D R-ナチュラルクロス
© 櫻子
日常に繊細なきらめきを。
ナチュラルクロスのコンセプトは、
「ずっとつけていたくなる、クロスフィルター」。
一般的なクロスフィルターよりも効果を抑え、光を繊細にきらめかせます。
ガラスに映る光、揺れる水面の反射、アクセサリーの小さな輝き。
何気ない日常の景色に繊細なきらめきを添えます。
控えめで繊細なきらめき
クロスフィルターは強い点光源から光の線を伸ばし、きらめきを強調するレンズフィルターです。夜景やイルミネーションのほか、花火、星空、水面の反射、木漏れ日、アクセサリーといった点光源で効果を発揮します。一般的なクロスフィルターでは効果が強すぎると感じるシーンでも、ナチュラルクロスはさりげない演出が可能です。特に逆光時や、ガラス・金属・水面などに反射する光を撮影するシーンにおすすめです。弱い点光源にはほとんど反応しないため、クロスフィルターをレンズにつけっぱなしで使いたい方にもおすすめです。
※撮影条件によって光線の出方は異なります。非常に強い光源に対して、線が長く出る場合もあります。
一般的なクロスフィルターとの比較
ボケの美しさを損なわない
一般的なクロスフィルターでは、フィルターガラスの格子模様が玉ボケに写り込むことがありますが、ナチュラルクロスは、その模様が目立ちにくい設計をしています。ふんわりとしたボケの美しさを損なわずに、光のきらめきを表現することができます。
※格子模様の出方は撮影条件によって変わります。模様が全く出ない訳ではありません。
玉ボケ部分をトリミングして比較
太陽を虹色のスポットライトに変える
ナチュラルクロスは、太陽を撮影した際に光線にカラフルな色味が現れます。その色味を活かし、虹色のスポットライトのような光の演出が可能です。被写体を主役として浮かび上がらせる、ドラマチックな表現が楽しめます。太陽にピントを合わせると細くシャープな光線になりますが、手前のものにピントを合わせて太陽をぼかすと、光線が太く柔らかくなります。太陽を画面外に配置することで、1本または2本のスポットライトのような効果が得られます。
撮影のコツは、朝方または夕方の低い位置にある太陽の光を利用することです。背景が暗い方が色が出やすくなります。
Tips
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太陽がぼけるカメラの設定(絞り値を小さくする、望遠にする、被写体に近づく)にします。
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太陽は入れずに、クロスフィルターによる光線だけが写る構図にします。背景が暗い方が色が出やすくなります。
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手前の被写体にピントを合わせます。
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フィルターの前枠を回して、主役を魅力的に見せる光線の角度に調節します。
ブラックミストと重ね付けもおすすめ
柔らかい光線にしたい時は、光を拡散する「ブラックミスト」との重ね付けがおすすめです。
ブラックミストの効果がプラスされることで、コントラストが抑えられ、光線のエッジを柔らかく表現できます。
ナチュラルクロスを使ってみていかがでしたか?
従来のクロスフィルターよりも、少し線が控えめなのが印象的で、その上品な描写に惹かれながらの撮影体験となりました。
強い光を捉えたときには長めの数本のラインが現れ、やわらかな光には、短く繊細な線が浮かび上がるところも面白く、光の強さによって表情の違いを楽しめる点も、このフィルターならではの魅力だと感じています。
全体としては控えめな印象でありながらも、光の強さによっては長めの光がはっきりと、大胆に描写される一面もあり、良い意味で期待を裏切られるような新しい発見がありました。
大胆とはいえ線自体はきめ細やかで控えめだからこそ、華やかさの中にどこかしなやかさを感じる表現が叶いました。これまでのクロスフィルターにはなかった特徴なので、新しい表現への期待値がより高まります。
実際撮影してみると、光源だけでなく、金属や水、ガラスなどに反射した光との相性もよく、何気ない日常の中に「きらめき」を見つける楽しさがありました。
主張しすぎない、さりげない描写だからこそ、光そのものの美しさを保ちながら、自然に被写体の魅力を引き出してくれるので今後も普段使いに欠かせないフィルターになりそうです。
使いこなしのコツはありますか?
まずは「強めの一点の光」を探すのがポイントです。(ここでいう「強い光」とは、面積が狭く、少し硬さのある光です)
特に狙いやすいのは、金属やガラス、水面に反射した「小さくても光をしっかり拾う」被写体です。このような反射光を狙う場合は逆光がおすすめで、光源そのものではなく反射した光を斜め上から捉えるのが効果的です。
また、背景選びも重要で、被写体の背後が暗めの色になる場所を選ぶと、クロスのきらめきがより際立ちます。(例えば、山の稜線から光が差し込む場所で撮影し、被写体の背景は暗い山肌を選ぶ、といったイメージ。)
次におすすめしたいのが、日光とカメラの間に手や木、人物などを挟み、小さな光の点をつくる方法です。直射光をそのまま捉えるというよりも、指の隙間や被写体の端から光がこぼれるような状態をつくると、繊細なクロスが現れやすくなるので望ましいです。水辺の反射光も同じように、光越しに人物や手元を入れて被写体の端から光が少しだけ漏れている状態を作るのがポイントです。
特に撮影に適しているシーンは晴天の日中。この2つの撮影方法はぜひ試してみて欲しいです。
どんな方におすすめですか?
クロスの表現は取り入れたいけれど、強すぎる演出は少し気になる、という方におすすめしたいです。また、クロスを主役にするのではなく、被写体を引き立てる表現を大切にしたい場面にもよくなじむので、さりげなくクロスを取り入れたい方や、少し派手さを抑えた表現を求める方にフィットすると思います。特にガラスや水辺など、強めの自然光があるシチュエーションが好きな方には使ってみて欲しいです。
イルミネーションや街灯など、人工の光とも相性がよく、朝から夜まで、光の変化を楽しみながら撮影できるのも魅力です。晴天の日は特に、このフィルターを終日つけてお出かけしてみてください。