リアプロソフトン ロゴ

星座の輝きを表現するソフトフィルター

夜空に輝く星々の明るさや色を写真で表現するために欠かせないのがソフトフィルターです。数あるソフトフィルターの中でも、星空撮影の定番としてご使用いただいてきたのが、Kenko「プロソフトン」です。「リア プロソフトン」は、プロソフトンの加工をフィルムに採用した、シートタイプのソフトフィルターです。プロの星空写真家が使用するレンズの後面(リア)に装着するタイ プで、レンズの前にねじ込み式のフィルターを装着できない超広角レンズでもご使用いただけます。

プロソフトン
リア プロソフトン NEW

明るい星をにじませて
星座を際立たせる

肉眼でハッキリ見える星座も、デジタルカメラではシャープに写り過ぎ、星の明るさや色が分かりにくくなってしまいます。「リア プロソフトン」を使用すれば、明るい星がにじみ、星々の明るさや色の違いを明確にし、星座を際立たせることができます。

フィルター未使用 フィルター使用
フィルター未使用リア プロソフトン No.100使用

リアタイプなので
星が楕円になりにくい

リア プロソフトンはレンズのリア(後面) に使用するシートタイプなので、レンズの前にねじ込み式のフィルターが装着できない超広角レンズでもご使用いただけます。また、ねじ込み式のソフトフィルターを広角レンズに使用すると、画面周辺の明るい星が放射状に伸びてしまいますが、リア プロソフトンは放射状の伸びがほとんど気になりません。

周辺(右上)の星の写り方

フィルター未使用
フィルター未使用
リア プロソフトン使用
ねじ込み式ソフトフィルター使用

3種類のソフト効果の強さ

No.050
(効果:弱)
No.100
(効果:中)
No.150
(効果:強)

ソフト効果の強さが異なる3種類のソフトフィルターがセットになっています。No.050が効果弱、No.100が効果中、No.150が効果強です。レンズの焦点距離が長いほどにじみが大きくなります。また夜空が暗いほどソフト効果は強く出ます。使用するレンズやシチュエーションによって、お好みの効果のソフトフィルターをお選びいただけます。

比較画像

※タブで切り替わります。「プロソフトン クリア」、「プロソフトン[A]」はねじ込み式フィルターです。
©Akio Nakanishi
©Akio Nakanishi
©Akio Nakanishi
©Akio Nakanishi
©Akio Nakanishi
©Akio Nakanishi

No.050は、ねじ込み式フィルター「PRO1D プロソフトン クリア」位の弱めのソフト効果。地上の景色のシャープさを損ないたくない場合や、大きくプリントする場合にオススメです。レンズの焦点距離によって効果の出方が変わりますので、標準レンズくらいの焦点距離ならこのフィルターでもソフト効果が大きく現れます。

No.100は、ねじ込み式フィルター「PRO1D プロソフトン[A]」相当のスタンダードなソフト効果。 超広角レンズや対角魚眼レンズで撮影し、鑑賞サイズが小さい場合(例えばスマートフォンで眺めるような、SNSへの投稿など)にはもう少し強い効果が良いかもしれません。

No.150は、ソフト効果が強いため暗い星の写りが悪くなってしまいますが、明るい星は大きくなり、星の色もよく分かるため、SNSへの投稿に向いています。

使用方法

レンズ後端形状に合わせてカッターやハサミでカットします。
リアフィルターホルダーを装備したレンズの場合はホルダーに装着します。
リアフィルターホルダーのないレンズの場合はレンズ後面に両面テープで貼り付けてご使用ください。

リアフィルターホルダーに装着した例
両面テープで貼り付けた例
  • 本製品はキズがつきやすいため、取扱いに注意してください。
  • レンズの電気接点にソフトフィルターがかからないように、接点を避けた形状でカットしてください。
  • リアにフィルターを入れることで、ピント位置がわずかに移動するため、フィルターをつけた状態でピント合わせを行ってください。

【サイズ】ソフト加工部分:約52×54mm  フィルム本体:約57×60mm  厚み:0.18mm

Gallery
KAGAYA 星空写真家・
プラネタリウム映像クリエイター
プロフィール
沼澤 茂美Shigemi Numazawa 天体写真家・
天文イラストレーター
プロフィール
中西 アキオ Akio Nakanishi 天体写真家・
微弱光撮影装置のエンジニア
プロフィール
KAGAYA 星空写真家・プラネタリウム映像クリエイター

1968年、埼玉県生まれ。星空写真家、プラネタリウム映像クリエイター。
天空と地球が織りなす壮大な奇跡を、デジタルアートやプラネタリウム番組、あるいは写真など、さまざまなアプローチを通して表現し、世界中の人々を魅了する。
星空写真は小学校理科の教科書にも採用され、写真を投稿発表するXフォロワーは90万人を超える。 画集・写真集・フォト エッセイ集・入門書など著書多数。

プラネタリウム映像クリエイターとして手がけた「銀河鉄道の夜」は、国内をはじめ欧米・アジアなど累計100館を超えるプラネタリウムで上映され、観客動員数100万人突破し現在も動員記録を更新中。 天文普及とアーティストとしての功績をたたえられ、小惑星11949番はKagayayutaka(カガヤユタカ)と命名されている。

花巻イーハトーブ大使。

沼澤 茂美Shigemi Numazawa 天体写真家・天文イラストレーター

天文宇宙関係のイラスト、天体写真の仕事を中心に、内外の天文雑誌、書籍の執筆、NHK 天文宇宙関連番組の制作・監修、プラネタリウム番組の制作などを手掛ける。パラマウント映画「スタートレックDeep Space9」の特撮映像素材、ポスター制作を担当した。

辺境の地への海外取材も多く、最近では2012年「モニュメントバレーでの金環日食の撮影」(NHK)、2013年末にNHK スペシャル「アイソン彗星」 の取材で20 日間アメリカ・カリフォルニアの砂漠地帯で天体撮影、2016 年「インドネシア皆既日食取材」(NHK)、2017年「 アメリカ皆既日食取材」(NHK) がある。代表的な NHK取材として2003 年「南極での皆既日食撮影」などがある。

2010年以降、ナショナルジオグラフィックツアーの依頼で「イースター島皆既日食」や「西オーストラリアバーヌルル国立公園」などのツアーに同行、2011 年には単身アメリカのカリフォルニア北部の「モノ湖周辺」で撮影取材を行う。また、世界最大規模の星の祭典「胎内星まつり」の企画運営、神林村立(現村上市)天体観測施設「ポーラースター神林」・黒川村立(現胎内市)胎内自然天文館の建設監修を行なっている。

2011年、新潟市国際コンベンションセンター「朱鷺メッセ」で開催された「にいがた宇宙フェスタ」企画制作を担当する。ライフワークとして赤外写真、モノクロファインプリントの表現を追求している。2004年環境大臣賞受賞。著書多数。

中西 アキオ Akio Nakanishi 天体写真家・微弱光撮影装置のエンジニア

日本を代表する天体写真家であり、微弱光撮影装置のエンジニア
有限会社ナカニシイメージラボ代表取締役

1964年、東京オリンピックの年に、光学と印刷の町である東京都板橋区に生まれ育つ。小学校5年生の頃から宇宙に興味を抱き、中学校1年生から天体写真を始め、モノクロ写真の現像やプリントまでこなすようになる。工学部の学生時代には、3年間コマーシャルフォトグラファーのアシスタントやブライダルフォトグラファーを勤めながら天体写真以外の写真も学ぶ。

大学卒業後は約10年間のメーカー勤務の後、1999年10月に有限会社ナカニシイメージラボを設立。天体写真の撮影以外にも、大学・研究所向けの微弱光撮影装置を手掛けている。
天体撮影はデジタルカメラによる星空写真や都市星景写真はもちろんだが、星雲星団の撮影を得意とする。また、これまで小惑星を4つ発見している新天体捜索家でもある。

主な著書は、「星空撮影の教科書」(技術評論社)、「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」(共に誠文堂新光社)、「都市星景撮影術」「星景写真撮影術」(共にアストロアーツ)。「月のかがく」「太陽のかがく」「星空のかがく」(共著・共に旬報社)。「読むプラネタリウム・春夏秋冬の星空4冊組」(共著・アリス館)ほか多数。

リアプロソフトンパッケージ
リア プロソフトン
日本製
オープン価格
4961607-902134

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