ケンコー・トキナースタッフブログ


天体望遠鏡を使って月を撮る

 
Posted:2010.09.09 ブログを購読
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ペンタックスK-m+Sky Explorer SE 190MN
 

9月に入り、少し過ごしやすくなるかと思えば、まだまだ暑い日が続きます。いかがお過ごしでしょうか。もう間もなく中秋の名月。9月22日のその夜、空が晴れたなら月が美しく秋の夜空に映えるのが見られます。

その美しい月を是非写真に収めたい。普段お使いのカメラで風景と一緒にシャッターに納めるのも一興。なかなか趣があります。

しかし、月を大きく、細かな陰影を、クレーターの形状や月の海をしっかり写真に収めたいと考える時、普段のカメラだといささか役者不足かもしれません。そんな時、天体望遠鏡を使って撮影するのがお勧めです。

天体望遠鏡のアイピースの代わりにTマウントを装備。そこに一眼カメラを接続します。それだけで天体望遠鏡が一眼カメラの交換レンズとして機能するのです。

天体望遠鏡は焦点距離が長いというだけでなく、『星までの距離』を前提に設計された光学系は遠方の存在の細かでシャープに描写するのに持ってこいなのです。

ピント調整はマニュアルになりますが、ライブビュー機能のあるカメラをお使いであればマニュアルフォーカスに慣れていない方でもピント調整が簡単です。お使いのカメラによっては露出モードもマニュアルになります。

この機会にぜひ、天体望遠鏡を使った天体撮影で、あなたの写真生活に新しい世界を加えてください。

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Sky Explorer SE 190MN
希望小売価格(税抜):\298,000(鏡筒のみ)

各種Tマウント
希望小売価格(税抜):\2,500

※Tマウントに対応する天体望遠鏡はSky Explorerシリーズ、New KDSシリーズ、一部Sky Walkerシリーズの天体望遠鏡となります。
※機種によりTマウントに加え、別途アダプターの購入が必要な場合がございます。

(写真:光機営業部 川端 望、文:営業企画宣伝課 正木 延宏)

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