先日、地球儀&天球儀 KG-200CEの紹介をさせていただきましたが、この製品の天球儀モード時の画像をよく見てみると...
キレイですね~~。でも、おや?このしし座、何かがおかしい...?
ここに、星座早見盤があるので同じ星座で照らし合わせてみましょう...
あれ?しし座が反対向いてる!!(1等星の「レグルス」の位置に注目)そしてしし座の近くにあるかみのけ座も、星座早見盤ではしし座の左にあるのに、天球儀ではしし座の右にあります。
これは一体どういうことなのでしょうか...?
そもそも天球儀とは一体何なのか!?細かい理屈はおのおの他のサイトで調べていただくとして...。
ここでは直観的に強引に簡単に!画像でご説明いたします。
まずは「天球」のおさらい。これが天球だ!
あ~~、なんかこういうの中学生の時に見たことあるかも......そうですねこれが「天球」でしたね~~ちょっといきなり頭が痛くなってきましたね...。。。まずここまではOKでしょうか?
・・・で!天球儀とは、この天球を、このような視点で見たときの星の位置を表しています。
!?
どういうことでしょう?そもそもそんな視点で星を見ることなど不可能です。
まるで「神の視点」。
概念上、私たち観測者は天球の中にいて、天球の内側に張り付いている星々を見ています。
天球儀上の星図は、その天球を外側から見た場合の星の位置を表しているのです。
私たちが見ている星図がオモテだとすると、天球儀上の星図はウラ。なので左右が逆、裏返しに表示されているのです。
天球儀を初めて見た時はなんでこんな意味不明なつくりになっているのか?と混乱したものですが、「私たちはこの天球の中にいるんだ...」と思いながら天球儀を見るようにしたら徐々に慣れてきて、星座同士の位置関係を見るには欠かせないアイテムとなりました。
紹介したKG-200CEの他にも、以下のような天球儀がございます。勉強にインテリアに、おひとついかがでしょうか?
Kenko 天球儀 KG-100C
※光りません。
(WEB担当:A)