PLフィルターは2枚のガラスの間に偏光膜をはさんだフィルターです。昔は直線偏光のPLが販売されていましたが、カメラの構造によっては偏光膜と干渉して測光・測距に誤差を生じる場合があったため、改良版として発売されたのが円偏光のC-PLです。PLとC-PLの違いはC-PLには「位相差板」が入っていることです。偏光膜を通過した直線偏光が位相差板を通過すると、円を描くように回転する光(円偏光)に変化するため、カメラの機構との干渉を避けることができます。
一部のミラーレスカメラでPLを使用できる場合もありますが、カメラの機構との干渉は常に同じように起こるものではないため、一度試して問題ないから使える、というものではありません。カメラの種類や構造に関係なく安心してご使用いただけるC-PL(サーキュラーPL)をおすすめいたします。
対象カテゴリ | フィルター |
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