構造上の違いです。カメラネジの規格は同じですので、一眼レフをビデオ雲台につけたり、ビデオカメラをカメラ用の雲台に取り付けることは可能です。
カメラ用(写真用)雲台は「固定して写す」をことを想定しており、素早く構図を動かしてしっかり固定します。
ビデオカメラは「動きを録る」ものですので、ビデオ用の雲台は、スプリングの反発力やグリスの粘性で動きに抵抗力をつけています。
そのため、じっくりゆっくり動かすことができます。ただ、固定は写真用の雲台のように強くはなく、ロック後に力をかけることは雲台の破損につながりますので厳禁です。
また、ビデオカメラ専用雲台は「縦位置撮影」ができませんので、写真撮影には不向きとなります。
スリックでは、3ウェイ雲台の構造にグリスによる抵抗をつけて動画撮影に対応させた「SH-736 HDN」「SH-837 HD」やビデオ雲台に縦位置機能を取り入れた「ビデオグランデⅡN雲台」といった兼用タイプがあります。
対象カテゴリ | 三脚 |
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