ケンコー・トキナースタッフブログ


夏の夜に花火撮影

 
Posted:2010.08.18 ブログを購読
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  夏の夜を彩る花火を写真で残したい。そんな時に必要不可欠なアイテムは三脚です。
デジタル一眼を使って花火を撮影する場合、ISO感度を100相当、オートホワイトバランスをオフにしてシャッター速度をバルブ(長時間露光)に設定して撮影します。バルブモードがない場合、シャッター速度を1~5秒くらいの長めに設定して撮影することになります。
そうすると、長時間シャッターを開いたままカメラを構えることになります。ですから手ブレは花火撮影の大敵。シャープでキレイな光の線を残すために、三脚を使ってカメラをしっかり固定する必要があります。
さらに、リモートケーブルなどを利用することで、シャッターボタンを指で押すことで起こるカメラブレ防ぐことができます。
必要な道具を揃えて夏の思い出をがっちりファインダーに納めましょう。

 

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ケンコー
KM-1403

SLIK
UL-103カーボン 

SLIK
カーボンマスター 823 PRO

ケンコー
リモートコード 
SMDV
ケーブルレリーズ

持ち運びがし易い小型三脚。

希望小売価格(税抜):
\6,800

高倍率ズームレンズにも対応する軽量三脚。

希望小売価格(税抜):
\67,500

大きめの機材でもしっかり対応する本格派。

希望小売価格(税抜):
\71,500

お求め安い価格のリモートケーブル。

希望小売価格(税抜):
\2,500

本格仕様のリモートケーブル。

希望小売価格(税抜):
\1,900-4,500

 

 

今回の撮影で主に使用したのニコンD5000とフォクトレンダーSLレンズの「ULTRON40mm F2 SL Aspherical」の組合せ。小型なボディーに小型なレンズがなかなかいいおさまり具合。
ただし、ピント調整はマニュアル。撮影モードもマニュアル。さらにCPU内蔵ではないので、絞りもマニュアル操作になります。
花火撮影ではピント調整も撮影モードもマニュアルが基本なのでそれほど苦にはなりませんが、通常の撮影で使う場合に慣れないと少し手間取ります。

「ULTRON40mm F2 SL Aspherical」の後継モデル「ULTRON40mm F2 SL 2 Aspherical」ではCPU内蔵タイプになって絞りの操作がカメラ側で可能に。絞り優先オートなどの使用ができるようになります。ピントリングのカラーもブラックに変更。
ピント調整は変わらずマニュアルのみです。

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sumida_2010_80_300.jpg  今回は焦点距離40mmのレンズをAPS-Cのカメラに取り付けての撮影が主でしたが、もっと迫力のある画を撮るために焦点距離80mmのレンズでも撮影。撮影スポット、上がる花火の大きさ、花火との距離によって的確なレンズは変わってきます。特に、花火がどう広がるかは上がってみるまで分かりません。撮影に行く時は複数のレンズを準備しておくのも一つの選択肢です。

 

また、特殊効果系のフィルターを使って撮影すると一味違った写真を撮る、といのも面白いでしょう。

 

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ZS-サイクロンフィルター

中心に向かって光が渦を巻いて流れる効果を発揮する周辺効果用フィルター。

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ZS-ラジアルフィルター

中心から放射状に光が流れる効果を発揮する周辺効果用フィルター。

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ZS-ストリームフィルター

中心を残して一方向に向かって光が流れる効果を発揮する周辺効果用フィルター。

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ソフトクロスフィルター

光をにじませ、さらに十字の光彩を作り出す特殊効果フィルター。

(写真・文:営業企画宣伝課 正木 延宏)

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