ケンコー・トキナースタッフブログ


桜の咲く流鉄 幸谷から馬橋を散策。

 
Posted:2016.04.05 ブログを購読

 

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レンズベビーベルベット56 F5.6 1/60秒 ISO100

レンズベビーベルベット56はマニュアルフォーカスです。来た電車に合わせて流し撮りしました。予めピントを合わせる「置きピン」のため、マニュアルフォーカスであるデメリットは感じません。絞りをF5.6まで絞るとソフトフォーカスではなくなります。

 

東京から近いローカル線という印象の流鉄流山線。

http://ryutetsu.jp/

終点の馬橋と隣の駅の幸谷の間、線路に沿って桜が満開なので、早速撮りに行きました。

今回はトキナーAT-X 14-20 F2 PRO DXAT-X M100 PRO Dレンズベビーベルベット56の3本、さらに三脚は背の高さを優先した「スリック プロ 500 LE5」を用意しました。

 

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レンズベビーベルベット56


桜をソフトに撮るならソフトフォーカスレンズ、と思ってセレクトしたのがこのレンズ。昨年6月の発売のため、桜を撮るのは初めてということになります。

DSCF0007.jpg

F2.0 1/640秒 ISO100

開放絞りF1.6のベルベット56ですが、わずかに絞ってF2.0でもかなりのソフトフォーカスです。桜と電車の組み合わせを狙いました。

 

 

DSCF9987.jpg
 F1.6

 

DSCF9989.jpg
F2.0

DSCF9990.jpg
F2.8

DSCF9991.jpg
F4.0

レンズベビーのベルベット56は絞り設定によってソフト描写が異なってきます。撮影距離等によっても異なるので、一例としてご覧ください。

 

 

DSCF9975.jpg
AT-X M100 PRO D F2.8 1/750秒 ISO200 -1.3EV
100ミリという画角で背景を緑として、桜のピンクを対比させてみました。


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AT-X 14-20 F2 PRO DX 15mm域 F2.0 1/320 +0.3EV ISO200
最短撮影距離28cmの状態で、トキナー伝統のワンタッチフォーカスクラッチを切り替えてマニュアルフォーカスに。カラダを前後してピント合わせしました。

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AT-X 14-20 F2 PRO DX 14mm域 F8.0 1/80 +0.3EV ISO200
背景の電車の姿がわかるようにF8.0に設定して撮影しました。ベルベット56とはまったく違う表現に。

DSCF0016.jpg
AT-X 14-20 F2 PRO DX 20mm域 F2.0 1/250 +0.3EV ISO200

3つのレンズがそれぞれ楽しめた撮影となりました。桜の季節、ぜひトキナーレンズやレンズベビーで撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか?

<写真・文:広報・宣伝課 田原 栄一>

 

 

 

 

 

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