名残の桜を探して望遠レンズで
Posted:2016.04.14
桜が咲いたと思ったら、もうほぼ散ってしまった今日この頃。
でもよく見てみるとまだ花が残っている桜が・・・
周りがほぼ葉桜なのに、花が残っていた桜の木。
そこで、今シーズン最後の桜撮影を楽しむべく持ち出したのが「トキナーAT-X 70-200 PRO FX VCM-S」です。トキナー伝統の中望遠ズームといえば、80-200mmF2.8ですが、最短撮影距離を1mと短く、手ブレ補正機能を入れ、さらに超音波モーターも・・・とさまざまな進化をしつつ、コンパクトなサイズとするために、F4の開放F値としたモデルです。
F4.0 1/1000 ISO-200で撮影。200mm域。
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しかしながら、ピントを合わせたかった中央左寄りのピンク色が強めの花のシベにピントが来ていません。ライブビュー+マニュアルフォーカスで合わせてもいいのですが、風があって揺れる中では、やはり素早く合わせたいものです。そこで、このレンズならではのリング型超音波モーターの採用で、AFから切替なしにマニュアルフォーカスできるので、ピントの微調整をおこないました。
F4.0 1/1000 ISO-200で撮影。200mm域。
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狙ったところにピッタリピントが合いました。
高解像ながらボケ味も重視というコンセプトのトキナーAT-X 70-200 PRO FX VCM-S。
中望遠レンズながら最短撮影距離が1mと寄れるのも魅力です。花や風景の撮影にもオススメです。
<写真・文:広報・宣伝課 田原 栄一>