トキナーの最新レンズは、AT-X 14-20 F2 PRO DX。
開放F値がF2と明るい、画期的な広角ズームレンズです。
APS-Cフォーマット専用レンズですが、物理的にフルフォーマットのカメラに取り付けできないわけでないので、ニコンD610に取り付けて使ってみました。今までのトキナー「DX」レンズの場合、望遠端ではフルサイズをカバーすることが多いのですが、AT-X 14-20 F2 PRO DXはさすがに大口径な設計だけに、フルフォーマットの対応は無理そうです。でも、ケラレがどのくらいか、フルフォーマットで撮ってみました。
F2.0 1/1000秒 ISO-100 +1.3EV AT-X 14-20 F2 PRO DXの20mm域 最短撮影距離
F2.0 1/1000秒 ISO-100 +0.7EV AT-X 14-20 F2 PRO DXの20mm域
20mmでもF2.0の開放で最短撮影距離の28cmなら、ものすごく被写界深度が浅いのがわかります。
ピント合わせが大変ながらも楽しめる大口径ズームです。
<写真・文:広報・宣伝課 田原 栄一>