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火星が地球に接近中。最接近まであと1カ月!

 
Posted:2014.03.14 ブログを購読

2014年3月14日現在、火星はおとめ座の一等星、スピカとともに午後8時半ごろ東の空から昇り、南→西へと動き、夜明けまで観ることができます。そして1か月後の4月14日、火星は地球に最接近!

 

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現在の火星の光度はマイナス0.8等ですが、最接近日にはマイナス1.4等にもなります。

 

4月14日、火星は日没近くに東から昇り、深夜ごろに南中して日の出近くに西に沈むため、一晩中観測することができます。この時も火星はスピカの近くにあり、またひときわ赤い色をしているので探しやすいでしょう。

 

5月になっても光度はマイナス1.2等と明るさを保ちますので、これから5月までは火星の観測に最も適した時期と言えるでしょう。

 

20140414_astro.jpg

 

火星の最接近は1年に1度ではなく、およそ2年2か月に1度。この時期を逃すと2年先まで火星観測に最適な時期はやってきません!

 

 

 

~火星観測にオススメ!天体望遠鏡をピックアップ~

火星観測には焦点距離が長い天体望遠鏡がおすすめです。

スカイウォーカー SW-ⅤPC
 焦点距離:900mm

SW5PC

入門用に最適。惑星観察から星雲・星団の観測まで幅広く使える反射望遠鏡。微動ハンドルで天体を追尾。
オープン価格(実勢価格40,000円程度)

スカイエクスプローラー SE-GT102M
 焦点距離:1300mm

4961607322949

見たい星を自動で捉えてくれる自動導入機能付き、主鏡102mmのマクストフカセグレン式天体望遠鏡。
希望小売価格:115,000円(税別)

NEWスカイエクスプローラー SE200N CR
SEⅡ赤道儀セット
 焦点距離:1000mm

4961607492017

本格派に!口径200mmの高精度放物面鏡を採用したニュートン式反射望遠鏡と、SEⅡ赤道儀のセット。
希望小売価格:320,000円(税別)

 

3月もまだまだ見ごろの木星や、3月23日に西方最大離角となる金星など見どころ盛りだくさんです。天体望遠鏡を使えば感動もひとしおですよ!

(WEB担当:A)

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