ケンコー・トキナースタッフブログ


14-20mmF2を持ち歩いて

 
Posted:2016.04.17 ブログを購読

トキナーの最新レンズは、AT-X 14-20 F2 PRO DX。

開放F値がF2と明るい、画期的な広角ズームレンズです。

APS-Cフォーマット専用レンズですが、物理的にフルフォーマットのカメラに取り付けできないわけでないので、ニコンD610に取り付けて使ってみました。今までのトキナー「DX」レンズの場合、望遠端ではフルサイズをカバーすることが多いのですが、AT-X 14-20 F2 PRO DXはさすがに大口径な設計だけに、フルフォーマットの対応は無理そうです。でも、ケラレがどのくらいか、フルフォーマットで撮ってみました。

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F2.0 1/1000秒 ISO-100 +1.3EV AT-X 14-20 F2 PRO DXの20mm域 最短撮影距離

 

DSC_1339.jpg

 

 F2.0 1/1000秒 ISO-100 +0.7EV AT-X 14-20 F2 PRO DXの20mm域

20mmでもF2.0の開放で最短撮影距離の28cmなら、ものすごく被写界深度が浅いのがわかります。

ピント合わせが大変ながらも楽しめる大口径ズームです。

<写真・文:広報・宣伝課 田原 栄一>

 

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