ケンコーフィルター作例|ワンランク上の写真を撮るフィルターの使い方 -金子 美智子

金子美智子 青空撮影時に起こるPLの片きき

青空撮影時に起こるPLの片きき

空をより青く写すためにPLフィルターを使う場合、レンズを向ける角度によって偏光除去の効果が変わります。
太陽とレンズ光軸との角度が90度のときに、青空に対する偏光効果がもっとも強くなります。
90度から離れると効果は弱くなります。逆光や、太陽を背にした180度に近い場合は、青空に対するPL効果はあまり出ません。(被写体の反射除去のPL効果はこの角度には関わりはありません)

撮影地での太陽の角度と立つ位置によって、PLフィルターをつけフィルター枠を回した時に、画面の半分だけ濃い青空になり片側のPL効果は強く出ますが、もう片側はあまりPL効果が現れない場合があります。
 この現象は、PLフィルターに問題があるのではないのです。どのPLフィルターでも、太陽の角度とレンズの角度によって半分だけPLが効いた「片きき」といった状態になります。

 

①写真Dは、青空の半分だけPLの効果を効かせて撮影した状態。いわゆる「片きき」の状態です。
PLフィルターの片ききは ポジフイルムなどでは直すことは出来ませんが、デジタルカメラの場合、現像時にフォトショップCS4の「周辺光量補正」の操作によって 多少ですがPLフィルターの片ききを軽減することが出来ます。

写真A【クリックで拡大】 【写真D】
撮影データ:EOS5D MarkII 24-105mm 28mmで撮影 1/60秒 F4 ISO400 WB太陽光

②写真Eは①の写真Dを現像段階にてフォトショップCS4にある機能を使って、軽い片ききだったPL効果を軽減している状態です。

写真E【クリックで拡大】 【写真E】
撮影データ:EOS5D MarkII 28-300mm 105mmで撮影 1/250秒 F5.1 ISO400 WB太陽光

注)PLフィルターの軽い片ききは、フォトショップなどのソフトで多少の軽減は出来ますが、片ききがひどい状態は、修正するのは難しいため 撮影時に太陽の位置などの光の回り方に注意が必要です。

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