株式会社ケンコー・トキナー（本社：東京都中野区中野　代表取締役社長：山中　徹）は、コンパクトなシネAFレンズシリーズ V-AFに望遠域100mmが登場「SAMYANG V-AF 100mm T2.3」の販売を、2024年1月26日より開始いたします。

　

V-AFは、個人のビデオクリエイターから小規模なプロダクション、映画製作者まで、あらゆる動画制作者のために作られた、小型・軽量のシネオートフォーカスレンズです。
このたび、V-AFシリーズに「100mm T2.3」が加わり、広角から望遠まで多彩な焦点距離で様々な映像コンテンツの制作が可能になりました。

　

統一されたフォームファクターでジンバルやドローンに最適化

V-AFシリーズは、広角から望遠までΦ72.2mmの小型サイズと 280gを一貫して採用しています。
本製品は、他のV-AFレンズに比べて13.3mm長くなっていますが、フォーカスリングの位置を揃え、レンズの重心位置を統一しています。
これにより、レンズ交換時のセッティングやバランス調整が容易になり、ジンバルやドローンでの撮影時間を大幅に短縮できます。

軽量かつコンパクトなため、ドローンやジンバルに載せた際の負担を軽減します。


8K対応 ＆ 統一された色調

V-AFレンズは、8Kカメラまでの高解像度に対応するように設計されています。
また、SAMYANGのCCI規格に準拠して色調を統一しているため、複数のV-AFレンズで撮影した際には、ポストプロダクションの時間が短縮されます。

LEDタリーランプを搭載

レンズ前面と側面に、撮影状況をLEDで表示するタリーランプを装備しています。
録画を開始するとランプの色が緑から赤に変化するので、録画できていない"事故"を防止したり、自撮りなどの場面でも録画中か確認できます。

レンズ前面にはメタルアクセサリーマウントを装備

電子コネクタを備えており、別売の専用アクセサリー「V-AFマニュアルフォーカスアダプター」を取り付けられます。
本格的なシネマレンズへの拡張が可能です。

静かで速いAF

リニアSTMモーターがカメラと連携して動作し、速くて静かなオートフォーカスを実現します。

カメラ録画時のスムーズなフォーカス移動

「リニアMFモード」を搭載し、フォーカスリングの回転角度（300°）に応じてピント位置を設定できます。
さらに、別売のフォローフォーカス「Cine Kit」を取り付けることで、より細やかなピント位置の調整が可能です。
また、フォーカスの速度は、別売のアクセサリー「Lens Station」と専用ソフトウェア「Lens Manager」をPCにインストールすることで調節できます。

カスタムスイッチとフォーカスホールドボタンをレンズ側面に搭載

カスタムスイッチは、スイッチの切り替えにより、フォーカスリングの操作モードをMFや絞り調整に切り替えることができます。
スイッチの設定内容は、専用ソフトウェア「Lens Manager」で変更が可能です。

フォーカスホールドボタンは、フォーカスホールド機能（AFモード時）とフォーカスセーブ機能（MFモード時）が使用できます。
カメラ本体側から「瞳AF」などの機能を割り当てることも可能です。

ウェザーシーリング

小雨や雪、ホコリなどからレンズを守るため、計6カ所にウェザーシーリングを施した防塵・防滴構造を採用しています。

　

詳しい特長や仕様につきましては、製品ページをご覧ください。