12月に見頃となる天文現象:金星が最大光度、ラブジョイ彗星など
12月7日:金星が最大光度
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西の夕空低く輝く金星が-4.7等級の最大光度となります。7日前後には日中でも観測することができるでしょう。 |
ラブジョイ彗星
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ラブジョイ彗星(C/2013 R1)は12月7日現在、かんむり座付近にあり、12月中旬にはヘルクレス座に移動していきます。観測には、うしかい座の一等星アークトゥールスが良い目印になります。アークトゥールスを見つけたら、そこから左斜め下に視界を移動させ、探すのが良いでしょう。
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流星群
12月14日(土)にふたご座流星群が、12月22日(日)にこぐま座流星群が極大を迎えますが、いずれも月明かりがあり、観測条件はあまりよくありません。
流星群の観測は、来年、2014年1月4日のしぶんぎ座流星群の極大をまつのがよいでしょう。月明かりがなく、天気さえよければこれ以上ない観測条件だと言えます。