PRO ND1000
この製品は生産を終了いたしました
PRO NDシリーズは、真空蒸着技術で特殊なコーティングを施すことにより製造されたニュートラル性の高いND(減光)フィルターです。被写体の色に影響を与えることなく光の量だけを減少させます。
ND1000は光量を1/1000に、10絞り分減光します。
高濃度NDフィルターを使用し、減光することでスローシャッターが可能になり、意図的にmotion blur(モーションブラ―※)の効果を加えることができます。渓流の流れをシルクのように柔らかくしたり、動きのある被写体のスピード感や動感を効果的に表現することができます。
※長時間露光により、動く被写体に意図的にブレを生じさせること
[2013年8月9日発売]
特長
■長時間露光で水の流れを滑らかに
水の流れはシャッタースピードを変えることで、様々な表情に変化します。NDフィルターを使用して長時間露光すれば、滝の流れを白糸のように、渓流や海の流れを雲や霧のように表現することができます。長時間露光により、肉眼で見る景色とは異なる、幻想的な情景を写し出すことができます。
■街中で人物の姿を流す・消す
人通りが多い場所では、絶え間なく通行人が行き交い、途切れるタイミングはなかなかありません。そこでフィルターを使用して長時間露光すれば、動いている人や物はどんどんブレていき、最後には消えてしまいます。人波を軌跡として写し込んだり、日中の街中に人影がない非現実的なシーンを創り出すことができます。
1.手ブレを防ぐため、カメラを三脚に固定してください。 |
2.デジタルカメラで撮影する場合、ISO感度を固定してください。露出はマニュアル、または絞り優先AEに設定します。 |
3.構図を決めピントを合わせます。(ピントを合わせたら、フォーカスはマニュアルにセットして固定します。) |
4.フィルターを取り付け、シャッターを切ります。(手ブレ防止のため、レリーズの使用を推奨します。) |
5.撮影画像を確認し、必要に応じて露出補正してください。 |
※スローシャッターの際はファインダーからの逆入射光の影響を大きく受けてしまいます。撮影の前にアイピースシャッターを閉じる、もしくは黒 パーマセル(シュアー)テープを貼るなどしてファインダーの遮光を行なってください。
使用例
長時間露光で渓流を雲や霧のように表現。肉眼では見えない幻想的な情景を写し出します。
(シャッタースピード:フィルター使用時30秒 / 未使用時1/30秒、 絞り値:いずれもF8)
ラインナップ
この製品は生産を終了いたしました
品名 | フィルター径 | JANコード | 希望小売価格(税別) |
---|---|---|---|
49S PRO-ND1000 |
49mm |
4961607349496 | ¥4,800 |
52S PRO-ND1000 | 52mm | 4961607352496 | ¥5,000 |
55S PRO-ND1000 | 55mm | 4961607355497 | ¥5,500 |
58S PRO-ND1000 | 58mm | 4961607358498 | ¥5,800 |
62S PRO-ND1000 | 62mm | 4961607362495 | ¥8,000 |
67S PRO-ND1000 | 67mm | 4961607367490 | ¥8,500 |
72S PRO-ND1000 | 72mm | 4961607372494 | ¥10,000 |
77S PRO-ND1000 | 77mm | 4961607377499 | ¥12,000 |
82S PRO-ND1000 | 82mm | 4961607382493 | ¥15,000 |
【一眼レフカメラで長時間露出撮影をするの際のご注意】
一眼レフカメラの場合、ファインダーからの逆入光により露出の誤差が生じたり、写真内に光が写り込んだりすることがあります。アイピースシャッターを閉じるか、アイピースキャップ(アイピースカバー)を取り付ける、もしくは黒パーマセル(シュアー)テープを貼るなどしてファインダーからの入光を防いでください。
【フィルムカメラで長時間露出撮影をするの際のご注意】
フィルムは露出時間が1秒よりも長くなるにつれて、半絞り分~2絞り分程度露出が不足してくる性質があります(相反則不軌現象)。そのため、本製品を使用した時の適正露出時間は計算上よりも1.5~4倍となります。
【太陽撮影に使用する場合のご注意】
本製品単体では太陽撮影するために十分な減光ができません。ND1000とND100、又はND500とND200のように複数のNDフィルターを組み合わせて、ND10万相当にしてください。また熱によりフィルターが破損する場合がありますので十分にご注意ください。光学ファインダーで構図やピントを確認する場合は、太陽を目視すると目に有害なので短時間でピント合わせを行ってください。