先週金曜日の「LEEフィルター入門」用に、クラシックな風景を撮影してみました。
千葉県松戸市にある「流鉄馬橋駅の改札口」です。
クラシックな雰囲気を高めるために「LEE アンティークスウェードフィルター」を使いました。
これは「アンティークスウェードNo.1」使用。
写真仲間に誘われて、深大寺のだるま市を撮りに行きました。
さすが「日本三大だるま市」といわれるだけあって、多くの人で賑わっていました。
やはり撮影のポイントは、有名な「だるまの目入れ」でしょうか。深大寺のお坊さんが直々に梵字の阿の字を入れていきます。望遠のレンズが良いように思いましたので、AT-X 70-200 F4 PRO FX VCM-Sで撮影しました。
しかしながら撮影していくうちに欲がでてきて、もう少し周りの様子を入れてみたい、と思うようになりました。昼食に名物のそばを食べて再チャレンジ。
画角は35mm。普通に撮るとだるま以外にもピントが合うシーンですが、ココで使った35mmは「レンズベビーコンポーザープロ・スウィート35」。だるま以外はボケの流れの中に。
そうこうしているうちに、今日のハイライト「お練り」の時間が近づいてきました。(といっても撮影ポイントには1時間前から立つようにしていましたが)
レンズベビーのレンズを「エッジ80」に取り替えて、シャッターチャンスを狙います。
渾身の一枚がコレ。狙ったポイントだけにピントが合い、周りがボケたミニチュア効果のような写真とできました。
ちなみにレンズベビーコンポーザープロ・エッジ80のティルトを通常位置にすると、意外と被写界深度の深い写真となります。
おまけ
昼食の天ぷらそばもレンズベビー・スウィート35で撮りました。
シャープなトキナーAT-X 70-200 F4 PRO FXで撮るだるま市も、レンズベビーで撮るだるま市も楽しかったです。ぜひ様々なレンズで撮影を楽しんでください。
(写真・文 広報・宣伝課:田原 栄一)
【撮影対象】ラブジョイ彗星(C/2014Q2) 【撮影日時】1月10日午後8時頃 【撮影地】朝霧高原
【撮影機材】カメラ:Canon KissX7i、レンズ:MILTOL400mmF6.7ED、赤道儀使用
【撮影条件】露出時間:60秒×16枚(彗星に合わせてコンポジット)、ISO:6400、Photoshop等にて画像処理
上の画像は、今年の1月に弊社営業部のKさんによって撮影された、ラブジョイ彗星の写真です。尾もしっかりと写って綺麗ですね~。ちなみに、レンズはMILTOL 400mmF6.7EDレンズを使っています!
1年以上前にもラブジョイ彗星の写真を掲載しましたが(これもKさん撮影)、それはラブジョイ彗星(C/2013 R1)。
今回はラブジョイ彗星(C/2014Q2)。発見者が同じ天文家、テリー・ラブジョイ(Terry Lovejoy)というだけで、異なる彗星です。
この彗星の最大の見ごろは1月7日だったのですが、予想外に明るくなったことで見ごろはあと少しだけ続きそうです。(かなり小さく、暗くなってはいますが…。)双眼鏡でさがしてみてくださいね!
(まだ写真撮影では4~5°の尾が映るので、西の空低くなりつつありますが、月、光害を避ければしばらくは見ごろは続きそうです。:K沢さん談)
そして今後見られるであろう彗星についてですが、今年の7月上旬にパンスターズ彗星(C/2014Q1)が見ごろになるとの予想が出ています。こちらも楽しみです!
(WEB担当:A)
昨日は月が地球の影の中にすっぽり入る「皆既月食」という現象が起こりましたね!
みなさんはこの天体ショーをご覧になりましたか?
私、WEB担当Aも仕事を終えるとすぐさま屋上へ!あっ、もう欠けはじめています!!
今回、私は月の動きと欠けていく様子を、後から合成してまとめてみたかったので、超望遠レンズは使わずに100mmのレンズ(Tokina AT-X M100 PRO D)を使用しました。どんどん月が欠けていきます!他の社員さんたちも双眼鏡やカメラを手に集まってきました。
こちらは、MILTOL 400mm F6.7 EDレンズで撮影に挑戦した営業Iさんの作品。月がきれいだな~。
【撮影機材】カメラ:PENTAX K-3、レンズ:MILTOL 400mm F6.7 EDレンズ、三脚使用
【撮影条件】絞り値:F6.7(固定)、露出時間:1/80秒、ISO:100
そしてこちらは、Tokina AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCM-Sでチャレンジした営業Sさんの作品。やはり200mmでは厳しいか…しかし光が強く当たっているところと、影に入って赤くなっているところのコントラストが美しいですね。
【撮影機材】カメラ:Nikon D7100、レンズ:Tokina AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCM-S、三脚使用
【撮影条件】絞り値:F8、露出時間:1秒、ISO:320
さあ、ついに月がすべて影の中へ…!とその時、月は雲の中へ…
どんどん雲が厚くなり、観測会場は諦めの空気に包まれました。
もうこのまま月は顔を見せないのか…?しかし20分辛抱強く待った甲斐がありました!赤銅色のまん丸い月が現れました!あぁ良かった…。
でもいいところで雲に覆われてしまったのがとても残念…。
こちらは食の最大より少し過ぎた月のようす。不思議な色の月ですね~。
【撮影機材】カメラ:PENTAX K-3、レンズ:MILTOL 400mm F6.7 EDレンズ、三脚使用
【撮影条件】絞り値:F6.7(固定)、露出時間:1秒、ISO:800
次に皆既月食が見られるのは、2015年4月4日。今回ほど長い時間皆既食が続くわけではありませんが、気候的にも観測しやすい時期なので今から楽しみです!今回曇りで見られなかった人も次回こそきっと…!
(WEB担当:A)
花火シーズンまっさかり、今年も花火を撮影すべく、花火大会へ行って参りました。
今年は新レンズとして「MILTOL200mm」を使ってみました。
花火の撮影は基本はマニュアルフォーカスのため、AFではないMILTOL200mmでも全く問題はなく、むしろ遠距離でもピントリングの回転角に幅があるため、じっくりピント合わせができるというメリットがあります。
ただ、問題となるのが露出です。
花火撮影の基本は、シャッタースピードを「バルブ」、感度はISO100に固定して、絞りをF16もしくはF11とする、というものです。
しかし、MILTOLレンズには絞りがありません。そこでND8フィルターを用意しました。
F4のレンズに対して絞り3段分の減光効果、ということはF4→F5.6→F8→F11となり、F11相当。
花火撮影の絞り値としては少し明るめですが、これでチャレンジです。
何枚か撮影した内の成功作をお目にかけます