Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX作例集|藤井智弘

旅では、なるべく機材はコンパクトにしたいもの。しかも様々な状況に対応できるよう、幅広い表現力を持ったレンズがベストだ。

そこで注目なのが、トキナーAT-X 14-20 F2 PRO DX。APS-Cサイズに対応し、35mm判換算で21~30mm相当になる。旅では、よほど極端なパースペクティブを狙わない限り、ワイド端は21mm相当で十分満足できる。またテレ端は30mm相当なので、自然な雰囲気の写真が撮れる。そしてその中間で微妙な画角のコントロールが可能。さらに魅力的なのが開放F2の大口径であるということだ。広角ズームでも被写体に迫れば大きなボケが狙える。室内や夕景など、暗い場所でも速いシャッター速度が得られるのも特徴だ。つまり、表現力の広さを持っているレンズといえる。