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軟硝材のレンズ加工について

2018年04月25日 トピックス

弊社は、50余年レンズ製造に携わっていますが、昨今の光学製品の求められる品質の向上により、数年前とは比べ物にならない位光学製品の核となるレンズの各規格が非常に厳しくなりつつあります。

レンズ一般的に光学ガラスというと、BK-7という硝材を思い浮かべますが、硝材となる原材料の組み合わせの種類は300種類以上(同等品を除き)とも言われ、それぞれ特性の違いにより、様々なニーズに対応しています。

概ね、摩耗度300以上のガラスを軟硝材、扱い・加工の難しさから難硝材とも呼ばれていますが、熱・衝撃にとても弱くデリケートで、爪で引っ掻いただけでも傷がついてしまうようなもので、急激な温度変化にも弱く、50度付近まで温まったレンズを、急に常温に戻そうとしただけでも割れてしまいます。

軟硝材のようなデリケートな物ほど透過率が高く、光を透過するのに適したレンズになります。そうした軟硝材の加工依頼は年々増加傾向にあります。

数年前までは1~2割程度の割合でしたが、今では生産量の約半数以上を軟硝材の加工で占めています。

その加工は、機械化が大変難しく、手作業での熟練の技術を要します。気温、湿度、水温等ちょっとした変化にも、レンズが微妙に変化してしまうので、いかに均一化を図るかという所に、重点が置かれます。

中々伝えることの難しい技術ではありますが、弊社では若手の育成に積極的に取り組み、社内全体の活性化を図っています。今後の業界を担えるような会社を目指して、日々精進致します。

弊社では、新規事業として機能性薄膜を起こしたこともあり、コーティングにも力を入れております。最近では、オリンパス社製USPM-RU-Wを導入し、ワイドバンドマルチコート(380nm~1050nm)に対応出来る様になりました。

今までも、ワイドバンドマルチコートのご依頼をいただいていたのですが、弊社内で測定することが出来なかったので、外注対応という形になってしまっていました。

今後は、USPM-RU-Wを導入することにより、今までよりも様々なご要望にお応えすることが可能となりました。

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