金属成膜のメニュー

いろいろな元素と金属1

2019年02月18日 トピックス

1:H(水素)

元素の中もっとも軽い気体として知られている。また水(H2O)の成分にもなっている。真空成膜の業界ではこの水素が排気されにくく真空引き時間がかかる原因となる事が多い。また、成膜時に密着不良等の原因になる事もある。DLC膜においては水素フリーにする事により硬度が増す事や耐酸化温度が高くなる事が分かっており、水素を無くす取りくみが行われている。

2:He(ヘリウム)

不活性ガスの中でもっとも軽い気体。不活性ガスは他の元素と結合しにくい。真空中の装置に入れても他の元素と結合しないため、気体として残留しにくく、真空装置内に空気が入り込む現象(リーク)の発生源をしらべるための、リークディテクターで使用されている。産業用途として、LPガス、水素ガスなどと同様様々な場面で使用されています。バルーンの中に入れるに使用されています。
 

3:Li(リチウム)

密度が非常に小さくいため、金属の中で一番軽く、水の上でも浮くほどです。しかし、リチウムは水と反応し水素を発生させるため非常に危険です。また、非常に柔らかい特徴もありナイフ等でも切る事が可能。反応性が非常に強く、パソコンや携帯電話の電池電極としてリチウムイオン電池に利用されている。
 

4:Be(ベリリウム)

電気伝導性や根熱電動性が非常に良く、銅と掛け合わせて使用されることがある。ベリリウムは軽くて、硬いため銅と合金化させた『ベリリウム銅』は銅の特性を維持しつつ硬くなるため金型材料や防爆工具、楽器などに利用されている。また、耐腐食性にも優れている。
 

5:B (ホウ素)

金属の中でも非常に硬い性質があり、ダイヤモンドと同等程度の硬さがある。音の伝達スピードが良く、音響機器で利用されている。窒素と化合させた窒化ホウ素(BN)は耐熱性や電気伝導性に優れており、蒸着装置(PVD装置)で使用する入れ物(ハース)で使用されている。

このページのトップに戻る