ケンコー製品ご愛用者を訪ねて ~佐藤 純 様~

佐藤 純 様

青山人事コンサルティング株式会社 代表取締役

 

天体マニアのあこがれ観測ドームを一戸建てに作られた、ケンコースカイエクプローラーの愛用者、佐藤さんのお宅を訪問しました。なんとこの観測ドーム付の家はテレビCMにも登場しています。

 

 

いつ頃から天体に興味を持ちましたか?

福島の白河市出身なので、とても星が綺麗に見えるところで育ち、自然に天体に興味を持ちました。近くにはチロ天文台(白河天文台)もあり、本当に星のきれいなところです。

小学校4年か5年の時くらいの時に、あこがれであった望遠鏡(4cmの経緯台)を買ってもらい、さらに天体に興味を持ちました。その後、手動式の赤道儀を買ってもらい天体写真も撮り始めました。その頃は、もちろんフィルム撮影でしたので、露光時間が長く大変苦労をしながら撮ったのを覚えています。

今も天体に興味を持ち続けていて、4年くらい前になりますが、駿台学園で反射鏡研磨研究会にも参加させていただいたこともあります。池谷薫先生が講師となり、3日間かけて鏡の磨きかたを教えていただき15cmの反射鏡を磨きました。初めての参加でしたが、うまくパラボナに磨くことができ、満足しています。

 

 

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観測ドームは、いつ頃お建てになったのですか?

以前はマンションに住んでおりベランダから観測していましたが、一軒家を建てることになり、あこがれであった観測ドームを作りたいと思い、ヒューマンコム製のドームを建築しました。都内ですので町明かりは気になりますが、観測ドームは360度回転しますので、スバルや月、惑星などを観測して楽しんでします。たまに、近所の方や仲間などを呼び一緒に観測を楽しんでいます。

 

 

どのような機材を使っていらっしゃいますか?

ドームの中には、高橋製作所の赤道儀EM-200にケンコーのスカイエクスプローラーSE-250Nニュートン反射望遠鏡をのせ観測しています。ニュートン反射望遠鏡は、口径が250mmと大きく集光力もあり、とてもいい望遠鏡だと思います。

その他にも、ケンコーのスカイメモNSを使っています。極軸望遠鏡が大変見やすくて、すごく使いやすいです。昔、ロタ島まで持っていき、南十字星を観測したこともありましたよ。

また、今は入手困難になってしまいましたが苗村鏡※も持っています。今は、一般向けには磨いていらっしゃらないようですが、オークションにたまたま出ていて入手することができました。西村製の経緯台にのせ使っています。

 

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※苗村鏡 2002年に国から「現代の名工」に選ばれた 苗村敬夫さん(特殊光学研究所代表)によって作られた反射鏡