ハーフNDフィルターとは?
ハーフNDフィルターとは、レンズフィルターの半分までがNDフィルターに、残り半分が透明になっているフィルターです。
主な用途は、明暗差の激しい被写体の、明暗の差を小さくする事です。

通常のNDフィルターですと、ファインダー内の全てに減光効果がかかります。
ハーフしたNDフィルターは、その境界部分を明暗の線、ないしグラデーションとして画にすることができます。
明暗の差を小さくするこのフィルター、以下の様な場合が主な使いドコロとなります。
- 暗い部分に露出を合わせたら明かるい部分で白潰れが起こりディーテールが消えてしまう場合
- 明るい部分に露出を合わせたら暗い部分で黒つぶれが起こりディーテールが消えてしまう場合
また、一般的な角型フィルタータイプのハーフNDフィルターの場合、フィルターの明暗の境界位置の上下と、角度を調整できます。
このため、水平線や地平線といった物を水平に配置するのみではなく、ある程度撮影したい被写体に併せた撮影が可能です。

ところで、光のあたり方によってはフレームの半分ではなく、帯状に減光したい場合もあったりします。
その場合は、Leeフィルターのストライプフィルターをご使用ください。: Lee ストライプフィルター》
