山ガールにおすすめ!ライトカーボンE64 II

山ガールにおすすめ!ライトカーボンE64 II

こんにちは。山ガールでママフォトグラファーのAtsumiです。
娘の記録写真をInstagramにアップするのが日常の私は、フォトグラファーの今井しのぶさんに写真を学んだのが縁で、スリックの最新三脚ライトカーボン E64 IIのモニターをすることとなりました。
私が愛用している三脚はGX6400ブルー。パイプの色がとてもお気に入り。でも最近、山に登る頻度が増え、娘も連れて行くようになると「もう少し軽い三脚が欲しいなぁ~」と思いはじめていました。

撮影好きな私は、「構図を決め」「余分な要素が入っていないかの確認」「光の状況の見極め」など、画面の中に意識を集中するために三脚を使います。三脚選びも軽さだけではなく、構図決めのために、身長155cmの私の「目線の高さ」は必須。そんな私のすべてに答えてくれそうなライトカーボンE64 IIに触れながら山行きの準備開始!

軽い三脚と言えば、やはりカーボン三脚。
今回モニターするライトカーボン E64 II(1,040g)は、私が使っているGX6400ブルー(1,250g)よりも軽くて山歩きに連れて行きたい!と思わせてくれるほどの好印象。さらに細身のボディーが素敵。

軽装で行きたいので、軽くバックパックに機材をLOGOSのカメラ用インナーケースに入れ、三脚はバックパックの脇に取り付けることに。このライトカーボン E64 II は軽量なので、バックパックの重量のバランスは気にならず、山道も歩きやすそう。現地に着くまでは三脚はケースに入れ、到着後、撮影移動することを考えて三脚をケースから取り出しバックパックに再度取り付けることにしました。

今回モニター場所に選んだのは上高地!。ここは何度行っても素敵な場所です。美しい山々を眺め、澄んだ空気を味わいながら、ほどよく山を歩いたところで撮影準備。河童橋からほど近いあたりに腰を据えて、三脚を設置。開脚もスムーズで、岩場での設置でもしっかりと安定してくれるのはとても良いです。さらに、三脚を使えばカメラを手持ちする必要が無いので、疲れず、撮影に集中できるのも◎。

カメラを載せてツマミをくるくる回すだけ。シンプルな構造です。
クイックシューでカメラが持ちづらくなることなく、クイックシューを忘れて現場で慌てることがないです。自由雲台としてはコンパクトで、しかも操作箇所が一か所で、構図の決定も早いです。

岩場で安定させて立たせる方法の一つが、脚を開いて底面積を増やす方法です。ローポジションの設定はボタンを押して脚を引き上げるだけ。簡単です。

山の風景と撮影を楽しんでいたら、あっという間にバスの時間。今回モニターとして使用したライトカーボン E64 IIですが、重さを苦と感じさせず、構図決めや操作感・高さといった私の想いを満たしてくれた「細身の紳士」といった感じ。山ガールの私に、とてもピッタリな三脚でした。皆さんにおすすめ!是非使ってみてね♪

※クリックで拡大します
カーボン三脚を選ぶ理由

カーボン三脚はアルミパイプを採用した三脚と比較して、軽く、振動吸収性に優れているところが特徴です。三脚によりますが、アルミ三脚と比較して3割程度の軽量化となります。パイプ径が細い三脚の場合、カーボン三脚とアルミ三脚の重量差が少ない場合もありますが、その場合はカーボン三脚の方が剛性に優れ、より高い安定感の三脚といえるでしょう。

新世代のハライチロック式開脚機構

青い押しボタンを押し込み、脚を持ち上げると通常開脚、ミドルポジション、ローポジションの3段階に開脚角度を変えることができます。脚を閉じると、通常開脚に復元するセミオートラチェットにより、意識せずに開脚が開きすぎるといったことはありません。

カメラ取付はシングルナット式

雲台の上にカメラを載せて、大きなダイヤルを回せば簡単にカメラを固定できます。クイックシュー式と異なり、カメラにあらかじめクイックシューを取り付けておく必要がありません。そのため、カメラに出っ張りなどがなくて持ちやすく、撮影現場で「クイックシューを忘れた」というようなトラブルもありません。

ナット式の脚伸縮機構

三脚の伸縮部分には「ナット式」と「レバー式」があります。レバー式は比較的手ごろな価格の三脚に使われ、三脚の操作に慣れていない人にも簡単に扱うことができるというメリットがあります。一方で、ナット式の伸縮機構は操作に慣れが必要とされますが、よりしっかり固定ができること、慣れれば一度に複数の個所の操作ができ、素早い伸縮が可能となる点も魅力です。また、山歩きの際に飛び出す部分が少なくなるため、周囲の枝などに引っ掛かりにくいといった点でも優れています。

地上最低高は210mm

開脚角度をローポジションまで開き、ねじ込み式のエレベーター下部を取り外せば、地上から210mmの高さ(雲台の上部)にカメラをセットできます。草花や昆虫の撮影など、カメラを低い位置で構えてキープしたいときに、大変便利な機構です。

エレベーター下部にウェイトフックを装備

三脚が軽いと、重心が高くなって不安定?ライトカーボンE64 II では、エレベーター下部にウェイトフックを装備しています。必要に応じて、リュックなどをフックに引っ掛けて重心を下げることが可能です。

脚を伸ばすだけで目の高さに(1400mm)エレベーターを上げれば、1,685mmと背が高い人でも大丈夫。パイプ径22mmの4段式とすることで、持ち運びのコンパクトさに対して、十分な高さを実現しました。
撮影現場で「ここで撮りたい!」と思っても、三脚の全高が低い場合、思い通りの構図を取ることができません。ライトカーボン E64 IIは、持ち運びはコンパクトでも、目の高さが出せるように高さを設定しています。

スリック ライトカーボン E64 II スペック表
全 高
1,685mm
EV下げ全高
1,400mm
縮 長
520mm
地上最低高
210mm
EVストローク
285mm
重量
1,040 g
段数
4 段
パイプサイズ
○ 22mm
最大搭載重量
2 kg
付属品
三脚ケース
製造国
タイ
ライトカーボン E64 II製品画像

ライトカーボン E64 II

ご購入はこちら 製品情報を見る