2020年7月 姿を現したネオワイズ彗星!

neowise_narisawasample01.jpg

neowise_watanabesample01.jpg

2020年3月27日にNASAのネオワイズと呼ばれる赤外線波長の天体望遠鏡によって発見された彗星(C/2020 F3)が、2020年7月3日3時40分53秒(世界時)に太陽に最も近づく近日点(0.3AU)を通過し北半球の空でも観測が可能となりました。
この彗星は近日点を過ぎても健在だということが確認されていますので日本では、7月中旬くらいまでは明け方の北東の低空に、中旬以降は夕方から21時くらいにかけて北西の空に観測できるでしょう。
現在は地平高度も低く観測するのは難しいかもしれませんが、どんどん北上していきますので19日くらいになると東京でも日没1時間後の高度が10度を超え見やすくなります。
北に行くほど高度が上がり見やすくなります。
明るさも2等~4等くらいの明るさで観測できると予想されています。双眼鏡や天体望遠鏡で観測してみると良いでしょう。しっかりとした尾が確認できると思います。
25日以降は、月明かりがあり見づらくなってしまいますので、天気の良い日を選んで観測してみてください。

neowise_narisawasample02.jpg
20200718_DSC0263a-2.jpg
20200719_DSC0289a-2.jpg

写真をクリックすると拡大します。


NEOWISE(広域赤外線探査衛星)=New-Earth Object Wide-field Infrared Survey Explorer
1AU=地球と太陽の平均距離=1天文単位
C/2020 F3=Cは彗星を表し、2020は発見された年F3は3月下旬に3番目に発見されたということです。

neowisecomet_20200708.jpg

天体観測にオススメの製品

Mirage 7×50

Mirage 7×50

入門機としておすすめのトラディショナル・デザインの双眼鏡。倍率7倍。

製品情報はこちら
7×32SG SWA WOP

7×32SG SWA WOP

星空観察やスポーツ観戦に最適な見掛視野79度の超広角双眼鏡

製品情報はこちら
スカイメモS

スカイメモS

手軽に天体撮影ができるコンパクトなポータブル赤道儀

製品情報はこちら