宙(そら)を見よう!2021年1月〜3月までの主な天文現象

宙(そら)を見よう!2021年1月〜3月までの主な天文現象

2021年惑星の観望好機

  • 水星

    水星

    今年は東方最大離角と西方最大離角が3回ずつあります。夕方の黄道が地平線に対して立ってくる5月17日の東方最大離角は、太陽との離角は小さいものの、高度が今年の中で一番高く見やすくなります。3月10日~11日にかけて明け方の空で土星と接近し、5月29日には夕方の空で金星と大接近します。

  • 金星

    金星

    今年始めは外合に向かって太陽に接近していきます。今年は黄道の低い部分を進んでいくため地平線からの高度はあまり上がりません。5月29日に水星と大接近し、7月12日には火星と接近します。

  • 火星

    火星

    準大接近を終えた火星は6月頃まで夕方の空に見えています。その後太陽に近づき、2022年まで見えません。年初はうお座にいますが、その後おひつじ座-おうし座-ふたご座-かに座-しし座-おとめ座-てんびん座-さそり座に移動し、年末にはへびつかい座へと目まぐるしく天球を動き回ります。

  • 木星

    木星

    春先に明け方の空に見えてきて、7 月頃からは一晩中楽しめます。8 月20 日には「衝」の位置に来ますので観望の絶好期となります。今年は、やぎ座-みずがめ座-やぎ座-みずがめ座と行ったり来たりします。

  • 土星

    土星

    2020年は木星とほぼ同じ場所にありましたが、今年は木星の1つ左側のやぎ座に移動します。8月2日に「衝」の位置に来ますので、その前後が観望の絶好期となります。2025年の土星の環の消失現象に向かって、環の開き具合がどんどん小さくなるため、土星らしさがどんどん感じられなくなっていきます。

2021年月面Xが6回見られる

月は空が明るくても暗くても、大小さまざまな望遠鏡で、気軽に観測を楽しめる天体です。 月が満ちたり欠けたりして見えるのは、月の輝きが太陽光の反射によるものだからです。月の表面には「クレーター」と呼ばれる隕石の衝突で形成されたくぼ地や山・谷が多くあります。これらに太陽の光が当たると、光の当たる角度によっては影ができて立体的に見えたりします。

上弦の月の頃、月の明暗の境に「X」の文字が浮かび上がる「月面X」という現象が起きます。「X」の文字は、プランキヌス、ラカイユ、プールバックという3つのクレーターの壁によって作られた地形で、月面の暗いところに浮かび上がって見えます。観測できるのは1時間程度と短いのですが、2021年は6回も観測のチャンスがあります。ぜひ観測してみてください。

2021年月面Xが見頃の日(予報時刻の前後30分くらい観測できます)
  • 2021年2月19日 18時20分頃
  • 2021年4月19日 21時10分頃
  • 2021年6月17日 21時30分頃
  • 2021年8月15日 20時30分頃
  • 2021年10月13日 20時20分頃
  • 2021年12月11日 22時30分頃

2021年1月~3月までの主な天文現象

  • しぶんぎ座流星群が極大

    1月4日
    しぶんぎ座流星群が極大

    3大流星群の1つで出現数が期待できます。放射点はりゅう座ι星付近で、北極星とアークトゥールスの間くらいにあります。今年の極大は4日4時頃と予想されますが、この日は22時頃に月齢20.4の月が昇ってくるため、観測の好機は月が昇ってくる前までとなります。運が良ければ1時間に50個くらいの出現が見られるかもしれません。

  • 明け方の東の空で月と惑星が接近

    3月10日~11日
    明け方の東の空で月と惑星が接近

    夜明けごろの東の空で水星、木星、土星が集まっているところに細い月が通過していきます。夜が明けていく風景に月と惑星が並ぶ、神秘的な情景を写真に撮るチャンスとなります。

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