宙(そら)を見よう!2024年1月〜3月までの主な天文現象

宙(そら)を見よう!2024年1月〜3月までの主な天文現象

2024年惑星の観望好期

2024年惑星の観望好期

水星

2024年は東方最大離角が3回、西方最大離角が4回あります。夕方の黄道が地平線に対して立ってくる春先の頃の3月25日の東方最大離角は太陽との離角が小さいのですが、2024年では一番地平高度が高くなり条件は良いです。

金星

年頭から2月上旬頃までは日の出前の東の空に明けの明星として輝いています。視直径はどんどん小さく丸くなっていき6月5日には外合となります。その後もしばらくは太陽の方向になり見えなくなりますが、10月中旬からは宵の明星として夕方の空に輝くようになります。

火星

2023年の年末頃までは夕方の西の空に見えていましたが、どんどん遠く暗くなり5月中旬頃に明け方の東の空で見えるようになります。10月頃には一晩中見えるようになってきて年末にかけてだんだんと明るくなってきます。2025年1月13日に地球と接近します。

木星

4月上旬頃まで夕方の西の空で見ることができます。5月19日に合となりこの前後は太陽の方向になりますので見ることはできませんが、7月中旬頃には明け方の東の空に見えるようになり10月に入ると一晩中見ることができます。12月8日に「衝」となりますので観測の好機となります。地平高度も高くなりますので、大気の影響も少なく観測できます。

土星

1月中旬くらいまでは夕方の西の空で見られますが、どんどん太陽に近づいていき2月29日に「合」となり、その前後は見ることはできません。ゴールデンウイークあたりから明け方の空に見え始め、夏休みの頃には一晩中見ることができます。明るい星の少ない秋の星座にいますので見つけやすいと思います。9月8日に「衝」となりますので、その前後が観測の好機となります。2025年には環を真横から見るようになるため、ほぼ見ることができなくなります。2024年も環の開き具合は、かなり小さく薄くなってきています。

月面観測をしてみよう!

- 月とは?

月は地球から一番近いところに ある天体で、地球の周りを回る衛星です。月は27.3217日かけて地球の回りを公転し、また公転周期と同じ27.3217日かけて自転をしています。そのため地球から見た月はいつも同じ面を向けて見えています。

2024年1月〜3月の主な天文現象

  • 1月18日月面Xが見られる

    2022年12月以来 久々に月面Xが見られます。月面Xとは上弦の月の頃、月の明暗の境の地形に「X」の文字が浮かび上がる現象をいいます。プランキヌス、ラカイユ、プールバッハという3つのクレーター壁によってできた地形で月面の暗いところに浮かび上がって見えます。継続時間が1時間程度と短く条件が揃ったときにしか見えません。

  • 2月24日ミニマムーン

    2月24日の満月は視直径29.4′ (距離40.592万㎞)で、2024年で最も小さな満月となります。対照的に10月17日の満月は視直径33.4′(距離35.737万㎞)で、2024年で最も大きく見える満月となります。スーパームーン、ミニマムーンとは天文用語ではなく、占星術等でスーパームーンはその年最も大きく見える満月、ミニマムーンはその年の最も小さな満月を指すようです。

  • 3月25日水星が東方最大離角

    3月25日水星が太陽の東側へ18°42′離れて東方最大離角となります。夕方、西の低空ですが2024年では最も高度があり(日没時高度:約18°)見つけやすいでしょう。双眼鏡や望遠鏡を使って見ると、欠けた姿も見られるでしょう。

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