宙(そら)を見よう!6月21日日本全国で部分日食

宙(そら)を見よう!6月21日日本全国で部分日食

6月21日(日) 日本全国で部分日食を約半年ぶりに観測できます。

今回の部分日食は日本では南へ行くほど大きく欠けます。沖縄の那覇では0.837の食分となり、もっとも大きくかけるのは沖縄県波照間島の日本最南端の碑付近で0.94の食分となります。

金環日食を観測できる金環食帯は、残念ながら日本にありませんが、中央アフリカのコンゴから始まり、アラビア半島南部、インド北部から中国を通り、台湾を横断して太平洋に抜けます。

次に日本全国で日食を観測できるのは10年後、2030年6月1日になりますので、この機会に、ぜひ観測してみてください。

日食とは

日食とは、月が太陽と地球の間に入り込み、月が太陽を隠してしまう現象のことです。 月の影が映る地域でのみ日食を観測することができます。

太陽が全部隠されると皆既日食、周囲が残されてリング状に残るのが金環日食、一部だけ隠されるのを部分日食と呼んでいます。 日食は、太陽―月―地球が一直線に並ぶ新月の時に起こりますが、新月になるたびに必ず日食が起こるというわけではありません。 それは、月の通り道である白道が太陽の通り道である黄道に対して約5°傾いているために白道と黄道の交点付近で新月にならないと太陽と月が重ならないためです。

日食を見るには

太陽の光は強烈で、直接見ることができません。

日食は太陽を隠し暗くなる現象ですが、それでも肉眼で太陽を観察するには目にダメージを与えてしまうほど強いものになります。 かつてより日食の後には網膜に損傷を受けた「日食網膜症」と呼ばれる網膜障害が報告されており、時には失明してしまうことさえあるのです。

こうした事故を防ぐためにも太陽観察時には正しい方法で安全に観察することが必要です。 安全に日食を観察するには赤外線や紫外線などの目に有害な光線が遮光された「太陽観察専用サングラス」をお使いください。

やってはいけない観測方法

やってはいけない観測方法

冬を代表するオリオン座の赤い1等星「ベテルギウス」に異変?!

オリオン座

べテルギウスは脈動変光星と言って、膨らんだり縮んだりしながら光度が不規則に変動する星ですが、記録的に暗くなっていて、爆発の前兆かもしれない?と話題になっています。

オリオン座・ベテルギウスの探し方

南の空の少し上の方、3つの星が並んでいるのが目印です。そして、オリオンの右肩で赤く輝いているのが話題のベテルギウスです。明るさの比較として、リゲル(0.1等)、ベラトリックス(1.6等)、サイフ(2.1等)の4つの星の明るさを観察してみてください。 ベテルギウスとリゲルは1等星で普段は同じくらいの明るさでしたが、現在はリゲルが一番明るく、ベテルギウスとベラトリックスがほぼ同じくらいの明るさになっています。(1月23日現在)オリオン座には他にも、三つ星(すべて2等星)もありますので比べてみるとわかりやすいかもしれません。 観測史上1番暗くなっているベテルギウス、今のうちに観測してみてください。

ベテルギウスとリゲルは1等星で普段は同じくらいの明るさでしたが、現在はリゲルが一番明るく、ベテルギウスとベラトリックスがほぼ同じくらいの明るさになっています。(1月23日現在)オリオン座には他にも、三つ星(すべて2等星)もありますので比べてみるとわかりやすいかもしれません。 観測史上1番暗くなっているベテルギウス、今のうちに観測してみてください。

2020年4月~6月までの主な天文現象

  • 4月3日~4日金星がプレアデス星団に大接近

    4月3日~4日金星がプレアデス星団に大接近

    3日と4日は、金星がプレアデス星団に大接近する様子を見ることができます。金星は東方最大離角を過ぎてすぐの現象なので、地平線からの高度も高く見ることのできる時間も長くなります。7倍50ミリクラスの双眼鏡で容易に観測できます。天体望遠鏡でも低倍率から楽しむことができます。次回は8年後の2028年1月となりますので、天気が良い日にぜひ見ておきましょう。

  • 4月8日/10月31日スーパームーン/ミニマブルームーン

    4月8日/10月31日スーパームーン/ミニマブルームーン

    4月8日の満月は視直径33.5′(距離35,689万㎞)10月31日の満月は視直径29.4′(距離40,367万㎞)と2020年でそれぞれ最大最小の満月となります。スーパームーンはその年最も大きく見える満月、ミニマムーンはその年の最も小さな満月、ブルームーンは同月に2回見られる満月の2回目を指す占星術などで用いられる用語です。

  • 4月15日~16日明け方の東の空で月と惑星が接近

    4月15日~16日明け方の東の空で月と惑星が接近

    3月にはいて座で月、火星、木星、土星が接近しましたが、今回はいて座とやぎ座の二つの星座にまたがった位置で接近します。 3月の接近より地平高度は高くなりますので観測(撮影)できる時間は長くなります。また、3惑星とも衝の位置に向かっていますのでどんどん明るくなります。

  • 4月22日こと座流星群極大

    4月22日こと座流星群極大

    22日13時頃こと座の1等星ベガの近くに放射点のある『4月こと座流星群』が極大をむかえると予想されています。夜更けに放射点が高く上ることから観測もしやすくなります。極大予想が22日13時なので、22日の夜から23日の明け方にかけてたくさん見られると思います。新月が近いため月明かりの影響を受けずに観測できます。

  • 5月22日夕方の西空で水星と金星が大接近

    22日の日没頃水星と金星が大接近します。一番近づくのが18時42分頃で東京での日没が18時46分ですから日没直後に金星を見つけることができれば同じ視野の中に水星を見つけ出すことができます。水星と金星は53′の距離なので望遠鏡の50倍程度で二つの星がぎりぎり一緒に見えるくらいです。2つ星が沈むのが日没後約90分ですが、金星 水星が明るいので金星を見つけることはさほど難しくないと思います。双眼鏡でもぜひチャレンジしてください。

    ※望遠鏡や双眼鏡で太陽を見ると失明する危険がありますので、太陽が沈んでから観測しましょう。

  • 6月4日水星が東方最大離角

    6月4日水星が東方最大離角

    4日水星が太陽の東側へ23°36′離れて東方最大離角となります。夕方、西の低空ですが2020年では最も高度があり見つけやすいでしょう。双眼鏡や望遠鏡を使って見ると、欠けた姿も見られるでしょう。

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