秋の花の撮影にオススメのフィルター
秋の花の撮影にオススメのフィルター
コスモスやバラなど、秋に咲く花をより魅力的に撮るためのおすすめのフィルターをご紹介いたします。
青空を鮮やかにPLフィルター
晴れた日のお花畑を写すなら、広角レンズで青空を広々と写し込むのがおすすめです。PLフィルターを使えば、青空がより鮮やかになり、白い雲とのコントラストもアップします。
青空を鮮やかに
PL フィルターは反射光をコントロールし、色彩を鮮やかにする風景写真に欠かせないフィルターです。青空を深みのある鮮やかな青色にして、色彩コントラストを高めます。回転式のフィルター枠の前枠を回して効果を調整します。
PLフィルターを使用すると、青空が鮮やかになり、白い雲がくっきりしてメリハリのある写真になることが分かります。
葉の反射を抑える
PL フィルターは青空を鮮やかにするだけでなく、反射をコントロールする効果もあります。葉や花びらなどの表面の反射をPL フィルターで調整することで、花の色彩を際立たせることができます。
おすすめPLフィルター
ふんわりと柔らかい描写にソフトフィルター
ふんわりと柔らかい空気感で撮りたい時におすすめなのがソフトフィルター。ソフトフィルターには様々な種類があるので、その効果を知ることで表現の幅が広がります。
プロソフトン
光のにじみが美しいソフト効果
プロソフトンは光のにじみが美しい滑らかなソフト効果が得られる定番のソフトフィルターです。ふんわりかわいく撮りたい時におすすめです。 ソフト効果の出方はレンズの焦点距離により異なり、焦点距離が長いほどソフト効果は強く出ます。ソフト効果は3種類あり、クリア < A < B の順で効果が強くなります。
ホワイトミスト
オールドレンズの描写のように
ハイライトとシャドウのコントラストを抑え、全体を淡い色調にしつつ、ほんのりと柔らかな描写にします。逆光時にはオールドレンズのフレアのように、光に包まれるような拡散効果が得られます。
ノスタルトーン・オレンジ
ノスタルジックな夕暮れの雰囲気に
ほんのりと光を拡散しつつ、ノスタルジックな雰囲気を醸し出します。一般的なソフトフィルターには色味がありませんが、ノスタルトーン・オレンジは夕暮れの暖かい光を感じさせる暖かい色味が特長的です。ノスタルトーンはノスタルジックな雰囲気を出すために、ガラス表面に反射を起こしやすいコーティングを施しています。それにより太陽の光を画面の中央に入れた時に、光のリングやゴーストを発生させることがあります。
ソフトフィルターのラインナップ
ラインナップを見る近づいて大きく写せる クローズアップレンズ
花を画面いっぱいに大きく写したい時に便利なのが、「クローズアップレンズ」です。普段お使いのレンズに「クローズアップレンズ」を付けるだけで、被写体にぐっと寄って大きく撮れます。
クローズアップレンズには、No.1~10まで種類があり、数値が大きいほど被写体に寄って撮れます。まずは、自分のレンズの「最短撮影距離」を確認し、その数値よりも近づいて撮れるクローズアップレンズを選びましょう。
おすすめクローズアップレンズ
MCクローズアップNEO
お求めやすい価格のベーシックなクローズアップレンズ。最短撮影距離が約1m位の望遠レンズには、No.1~3、最短撮影距離が30cm以下のレンズには、No.3以上がおすすめです。
※交換レンズの「最短撮影距離」はカメラの撮像素子面から被写体までの距離です。「クローズアップレンズ使用時の撮影距離」はレンズ先端から被写体までの距離です。