
夏の夜9時くらいになると、頭の上でひときわ明るく輝いている星が目に留まります。それが「こと座のベガ」です。次にベガからずっと右下の方に目を向けてみましょう。少し離れた位置にやや明るめな星が見つかります。それが「わし座のアルタイル」です。さらにベガの左下の方を見ると、もう一つの1等星「はくちょう座のデネブ」があります。デネブは他の2つと比べて少し暗い星です。
この3つの星を結ぶと三角定規のような形になります。これが『夏の大三角』です。
空の暗い場所では、デネブのあたりからベガとアルタイルの間にかけて夏の天の川が見えます。
この『夏の大三角』の星のうち
「ベガ」と「アルタイル」は
七夕に出てくる「織り姫」と「彦星」です

七夕と暦の秘密
現在の七夕は7月7日。これは『太陽暦(地球が太陽を1周するのを1年とする暦)』に基づいています。しかし日本では明治6年以前は『太陰太陽暦(月の満ち欠けを基準にした暦)』が使われていました。当時の七夕は二十四節季の「処暑」の直前の新月を7月1日と定め、そこから数えて6日目にあたる日でした。この日には必ず月齢6の細い月があり、この月が天の川の渡し船に見立てられ、織姫と彦星の物語が生まれた背景の一つです。
現在の7月7日は、多くの地域で梅雨の真っ最中となるため、星空を眺めるには不向きなことも多く太陰太陽暦(今年は8月29日)の方が七夕にはふさわしいかもしれません。
織姫と彦星の秘密
実際の織姫星(ベガ)は明るさが0.03等、太陽からの距離が25光年。一方、彦星(アルタイル)は明るさが0.77等、太陽からの距離が16光年。遠くにある織姫星(ベガ)の方が明るく見えるということは、それだけ織姫星(ベガ)自身が大きく、強く輝いている星だということになります。
2026年7月~9月までの主な天文現象
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8月1~7日スターウイーク
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8月2日やぎ座α(アルファ) 南流星群極大(活動期間7/15-8/15)
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8月12-14日ペルセウス座流星群極大 (活動期間8/1-8/18)
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8月13日グリーンランドやスペインで皆既日食
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8月15日金星が東方最大離角/金星が最大光度
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8月29日伝統的七夕
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9月14日金星食
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9月19日金星が東方最大離角/金星が最大光度
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9月25日中秋の名月
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