広角レンズ実践攻略法!F値ってなに?どう決まるの?
広角レンズ特集
F値ってどう決まるのでしょうか?
数式的には
F値=焦点距離÷有効口径
となります
さて・・・そうは言われましても・・・という方もいらっしゃいますよね。
分かりやすいレンズで説明しますと、TokinaにはFíRIN20㎜F2 FEというレンズがあります。
これを参考に見ていきましょう。
このレンズの場合、フィルター経はΦ62㎜ですので、62÷焦点距離20㎜=3.1 はて?FíRIN20㎜のF値と合いません。そうなんです、フィルター経ではありません。
これについてよく勘違いされるのですが、有効口径数とフィルターΦは違います。実は、有効口径はカタログに記載されてはいません。ということは、逆算すれば有効口径が分かります。焦点距離20㎜でF2ですから、焦点距離が20㎜×F2=有効口径はΦ40㎜という事になります。ではなんでフィルター経Φ62㎜ではないのか?それは、「周辺光量の低下を防ぐため」、レンズ前面の直径は有効口径より大きくなっています。
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この記事の作者
小河 俊哉(おがわ としや)
東京都出身。
自動車整備士、カースタントマンなどを経てフリーフォトグラファーとなる。
自然、風景、クルマ写真などを専門とし雑誌、クラッシックカーイベントなどで活躍。 現在、作品集作成のため精力的に国内外で撮影中。