広角レンズ実践攻略法!広角レンズの特徴を理解して撮影しよう!

広角レンズ実践攻略法!広角レンズの特徴を理解して撮影しよう!

焦点距離によってパースの付き方が変わる!その特性を理解して構図構成をしよう

作例画像1

この写真は左上から16㎜→22㎜→24㎜→2段目28㎜→35㎜→50㎜→3段目70㎜→85㎜→135㎜→4段目200㎜の順で撮影したものです。

撮影場所に少し高低差が出てしまったため完全一致とはいかなかったのですが、ピントを置いたヘッドライトの位置、クルマの大きさは概ね同じにしてあります。

広角レンズのお話なので、ここで注目すべきは1段目左端の16㎜と2段目左端の28㎜の違いです。この2枚はopera16-28㎜F2.8で撮影しています。同じレンズでも焦点距離が違うとこんなに違って見えます。16㎜で撮影した状態のまま、28㎜でも車の大きさが同じになるよう真っすぐ下がり撮影すると車のパースの付き方や背景に大きな違いが出てきます。16㎜ではデフォルメされるため車のフロントが大きく見えます。28㎜では広角らしいパースはついているものの極端なデフォルメはされません。

しかし、パースも圧縮効果もほとんどない標準と言われる50㎜と比べるとしっかり広角レンズらしいワイド感が見て取れます。レンズには焦点距離ごとに特性があり、特に超広角~広角領域は変化が大きいものだと覚えていてください。そして同じレンズでも広角端16㎜と望遠端28㎜ではこんなに違ってきます。この違いを楽しみながら構図構成を考えるのも広角レンズを上手に使っていくコツでもあります。

テーマをはっきりさせるなら一歩前へ!

広角レンズを使っていくコツはとして「テーマをはっきりさせる」という事があります。そのためには一歩前へ出るとテーマがハッキリします。

作例画像2

この写真は、歩く白鳥にうんと近寄って撮影したものです。つつかれそうになりながら撮影したのですが、これだけ近寄るとメインがハッキリします。これはちょっと極端な一枚ですが、分かりやすいので見ていただきました。

広角レンズは、画角が広いため様々なものがフレームに入ってしまいます。ですので、何をメインに持っていくのか?をハッキリさせるためには、メインとなる被写体が大きくなるように一歩前に出て撮影するとテーマがハッキリします。メインになる被写体を大きめにして撮影する。広角レンズを使って撮影するときのコツの一つです。

作例画像3

この記事の作者

小河 俊哉

小河 俊哉(おがわ としや)

1969年生まれ。東京都出身。
自動車整備士、カースタントマンなどを経てフリーフォトグラファーとなる。
自然、風景、クルマ写真などを専門とし雑誌、クラッシックカーイベントなどで活躍。 現在、作品集作成のため精力的に国内外で撮影中。

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